売買損益算 の誤りを直す
売買損益算① 原価・定価・売り値の関係
お店での売り買いには、3つの「ねだん」が出てきます。
①お店が仕入れたねだん(原価)、②お店が決めた売る予定のねだん(定価)、③じっさいに売ったねだん(売り値)です。
この3つの関係をしっかり整理しましょう。
これから学ぶこと
原価(げんか):お店が商品を仕入れるのにはらったお金(仕入れ値ともいう)
定価(ていか):原価にもうけをのせて、お店が決めたねだん
売り値(売価):じっさいに売ったねだん。定価から値引きすることもあります
利益(りえき):もうけのこと。利益 = 売り値 - 原価
例題
原価2000円の商品に、原価の30%のもうけをのせて定価をつけました。定価はいくらでしょう?さらに、その定価から10%引きで売ったとき、もうけ(利益)はいくらになるでしょう?
解き方:
①定価を計算します。
定価 = 2000 ×(1 + 0.3)= 2000 × 1.3 = 2600円
②売り値を計算します(10%引き = 0.9倍)。
売り値 = 2600 ×(1 - 0.1)= 2600 × 0.9 = 2340円
③利益 = 売り値 - 原価 = 2340 - 2000 = 340円
原価2000円の商品に、原価の30%のもうけをのせて定価をつけました。定価はいくらでしょう?さらに、その定価から10%引きで売ったとき、もうけ(利益)はいくらになるでしょう?
解き方:
①定価を計算します。
定価 = 2000 ×(1 + 0.3)= 2000 × 1.3 = 2600円
②売り値を計算します(10%引き = 0.9倍)。
売り値 = 2600 ×(1 - 0.1)= 2600 × 0.9 = 2340円
③利益 = 売り値 - 原価 = 2340 - 2000 = 340円
ポイント
覚えよう
- 定価 = 原価 ×(1 + 利益のわりあい)
- 売り値 = 定価 ×(1 - 値引きのわりあい)
- 利益 = 売り値 - 原価(マイナスになったら「損(そん)」をしたという意味)
練習問題
- 原価1500円の商品に、40%のもうけをのせて定価をつけました。定価はいくらでしょう?
- 定価3000円の商品を、2割引きで売りました。売り値はいくらでしょう?
- 原価800円の商品を、定価の25%引きで売ったら、利益が100円でした。定価はいくらだったでしょう?
解答・解説
- 解答:定価 = 2100円
解説:定価 = 原価 × (1 + 利益率) = 1500 × 1.4 = 2100円。 - 解答:売価 = 2400円
解説:2割引きとは定価の20%を引くこと。売価 = 3000 × (1 − 0.2) = 3000 × 0.8 = 2400円。 - 解答:定価 = 1200円
解説:売価 = 原価 + 利益 = 800 + 100 = 900円。売価は定価の 25%引き = 定価 × 0.75 なので、定価 = 900 ÷ 0.75 = 1200円。
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