和差算 の誤りを直す
和差算① 2つの数の合計とちがいから、それぞれを求める
和差算(わさざん)は、「2つの数を合わせるといくつ」「2つの数のちがいはいくつ」がわかっているときに、それぞれの数を求める問題です。中学受験でいちばん基本になる文章題の一つです。
おぼえておきたい公式
2つの数のうち、大きい方をA、小さい方をBとすると、次のようになります。
- 大きい方 A =(合計 + ちがい)÷ 2
- 小さい方 B =(合計 - ちがい)÷ 2
公式は丸暗記しなくても、「なぜそうなるのか」がわかれば自分で作れます。
A+B=合計、A-B=ちがい の2つの式をたすと、Aが2つ分で「合計+ちがい」になります。だから A は「(合計+ちがい)÷2」で求められるのです。
例題
りんごとみかんが合わせて20個あります。りんごはみかんより4個多いです。りんごとみかんはそれぞれ何個でしょうか。
解き方:
合計=20、ちがい=4
① りんご(多い方)=(20+4)÷2=24÷2=12個
② みかん(少ない方)=(20-4)÷2=16÷2=8個
たしかめ:12+8=20、12-8=4 ✓
りんごとみかんが合わせて20個あります。りんごはみかんより4個多いです。りんごとみかんはそれぞれ何個でしょうか。
解き方:
合計=20、ちがい=4
① りんご(多い方)=(20+4)÷2=24÷2=12個
② みかん(少ない方)=(20-4)÷2=16÷2=8個
たしかめ:12+8=20、12-8=4 ✓
線分図(せんぶんず)でイメージしよう
和差算は、横向きの線で長さをくらべる線分図を書くと、ぐっとわかりやすくなります。
りんご:|────────────────| 12個
みかん:|──────────────| 8個
←── 合計=20 ──→
←ちがい4→
図を見ると、みかんの線をもう1本ならべて2倍にすると、「みかん×2 + ちがい = 合計」になっているのがわかります。だから みかん=(合計-ちがい)÷2 と求められます。
ポイント
- 公式を覚えるより、まずは線分図をかいてみるクセをつけましょう。
- 合計とちがいが「両方とも偶数」または「両方とも奇数」でないと、答えが整数(小数や分数じゃない数)になりません。ちゃんとした問題なら必ず整数になります。
- 答えが出たら、「合計」と「ちがい」がもとの数とぴったり合うか、たしかめ算をしましょう。
練習問題
- 兄と弟のお金を合わせると3600円で、兄は弟より800円多く持っています。兄と弟のお金はそれぞれいくらでしょうか。
- 2つの数の合計は84、ちがいは12です。大きい方の数を求めなさい。
- A組とB組の人数を合わせると65人で、A組はB組より7人多いです。A組は何人ですか。
解答・解説
- 解答:兄=2200円、弟=1400円
解説:和=3600、差=800。兄=(3600+800)÷2=4400÷2=2200円。弟=(3600-800)÷2=2800÷2=1400円。確認:2200+1400=3600✓、2200-1400=800✓ - 解答:大きい方=48
解説:和=84、差=12。大きい方=(84+12)÷2=96÷2=48。小さい方=(84-12)÷2=72÷2=36。確認:48+36=84✓、48-36=12✓ - 解答:A組=36人
解説:和=65、差=7。A組=(65+7)÷2=72÷2=36人。B組=(65-7)÷2=58÷2=29人。確認:36+29=65✓、36-29=7✓
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