芋づる算 の誤りを直す
芋づる算① 整数の組み合わせを全部見つける
芋(いも)づる算は、いくつかの数の組み合わせをもれなく全部見つける問題です。1つ答えが見つかると、つぎつぎに芋(いも)のように出てくることから、この名前がついています。
基本のやり方
「ax+by=c」(aとbとcは決まった数で、xとyは0以上の整数)の答えを全部見つけます。
- ① 片方の数(たとえばx)を0から順番に入れてみます。
- ② 残りの式がちゃんと計算できるかを見ます。
- ③ もう片方(y)が0以上の整数になるか調べます。
- ④ 見つかった組み合わせを、ぜんぶ表にまとめます。
例題
5円玉と3円玉を組み合わせて、ちょうど31円をはらう方法を全部見つけなさい。(どちらの硬貨も0枚以上)
解き方:5x+3y=31(x:5円玉の枚数、y:3円玉の枚数)
xを0から順に入れてみます。
x=0:3y=31 → わり切れない
x=1:3y=26 → わり切れない
x=2:3y=21 → y=7 ✓
x=3:3y=16 → わり切れない
x=4:3y=11 → わり切れない
x=5:3y=6 → y=2 ✓
x=6:3y=1 → わり切れない
x=7:5×7=35 で31をこえるから終了
答え:(x, y)=(2, 7)と(5, 2)の2通り
5円玉と3円玉を組み合わせて、ちょうど31円をはらう方法を全部見つけなさい。(どちらの硬貨も0枚以上)
解き方:5x+3y=31(x:5円玉の枚数、y:3円玉の枚数)
xを0から順に入れてみます。
x=0:3y=31 → わり切れない
x=1:3y=26 → わり切れない
x=2:3y=21 → y=7 ✓
x=3:3y=16 → わり切れない
x=4:3y=11 → わり切れない
x=5:3y=6 → y=2 ✓
x=6:3y=1 → わり切れない
x=7:5×7=35 で31をこえるから終了
答え:(x, y)=(2, 7)と(5, 2)の2通り
ポイント
- 片方の数を0から順番に1ずつふやして入れていきます。
- 「3でわり切れるか」「2でわり切れるか」を1つずつていねいにチェックしましょう。
- 合計金額をこえたら、それ以上ふやしてもダメなので、そこで終わりです。
- 見つけた答えは、かならず表にまとめると、見落としがなくなります。
練習問題
- 4円と7円の切手をくみ合わせて、ちょうど30円分にする方法を全部見つけなさい。
- 合計3枚のコインで21円を作る方法を、10円玉と1円玉だけを使って全部見つけなさい。
- x+3y=20 になる、0以上の整数の組(x, y)を全部見つけなさい。
解答・解説
- 解答:4円4枚、7円2枚の1通り
解説:4x+7y=30(x:4円、y:7円の枚数、0以上の整数)。y=0,1,2,3,4を順に調べると、整数解になるのはy=2、x=4だけ。したがって4円4枚、7円2枚の1通りで、4×4+7×2=30。 - 解答:(10円2枚、1円1枚)の1通り
解説:10円硬貨をx枚、1円硬貨をy枚とすると、10x+y=21かつx+y=3。y=3-xを代入:10x+(3-x)=21。9x=18。x=2。y=3-2=1。答え:10円2枚、1円1枚。確認:10×2+1×1=21✓、2+1=3枚✓ - 解答:(x,y)=(20,0)(17,1)(14,2)(11,3)(8,4)(5,5)(2,6)の7通り
解説:x+3y=20(x,y≧0の整数)。y=0:x=20✓。y=1:x=17✓。y=2:x=14✓。y=3:x=11✓。y=4:x=8✓。y=5:x=5✓。y=6:x=2✓。y=7:x=20-21=-1(負になるので不可)。答え:7通りの組み合わせ。
同じコースの前後
- 前のレッスン: 芋づる算 の誤りを直す
- 次のレッスン: 数検7級の確認クイズ