ニュートン算 の誤りを直す
ニュートン算① 草が生える牧場と牛の問題
ニュートン算は、「最初からある量」と「ふえつづける量」と「へらしていく量」が同時にある問題です。あの有名な科学者ニュートンが考えた問題が元になっています。
ニュートン算の3つの要素
- はじめの量(S):もともとある草の量
- ふえる量(r):1日に生える草の量
- 食べる量:牛1頭が1日に食べる量 × 頭数
N日たって草がなくなるとき、「はじめの量 + ふえる量×日数 = 食べる量×日数」が成り立ちます。
例題
ある牧場には草が生えていて、毎日同じ量ずつふえます。牛を10頭はなすと20日で草がなくなり、牛を15頭はなすと10日で草がなくなります。では、牛を6頭はなすと、何日で草がなくなるでしょうか。
解き方:牛1頭が1日に食べる量を「1」と決めます。
① 10頭×20日=200(牛全体が食べた量)
② 15頭×10日=150(牛全体が食べた量)
③ はじめの量をS、1日に生える量をrとすると、
S+r×20=200 …㋐
S+r×10=150 …㋑
④ ㋐-㋑:r×10=50 → r=5
⑤ ㋑にもどす:S+50=150 → S=100
⑥ 6頭でN日とすると、100+5×N=6×N → N=100日
ある牧場には草が生えていて、毎日同じ量ずつふえます。牛を10頭はなすと20日で草がなくなり、牛を15頭はなすと10日で草がなくなります。では、牛を6頭はなすと、何日で草がなくなるでしょうか。
解き方:牛1頭が1日に食べる量を「1」と決めます。
① 10頭×20日=200(牛全体が食べた量)
② 15頭×10日=150(牛全体が食べた量)
③ はじめの量をS、1日に生える量をrとすると、
S+r×20=200 …㋐
S+r×10=150 …㋑
④ ㋐-㋑:r×10=50 → r=5
⑤ ㋑にもどす:S+50=150 → S=100
⑥ 6頭でN日とすると、100+5×N=6×N → N=100日
ポイント
- 基本の式は「はじめの量 + ふえる量×日数 = 食べる量×日数」です。
- 2つの条件から、はじめの量とふえる量を求めましょう。
- 「牛1頭が1日に食べる量=1」と決めると、計算がしやすくなります。
練習問題
- 牧場の草を牛20頭で食べると30日でなくなり、牛30頭だと15日でなくなります。牛を10頭にすると、何日でなくなりますか。
- 草が毎日10単位ふえる牧場に、はじめから200単位の草があります。牛1頭が毎日15単位食べるとき、牛を20頭はなすと何日で草がなくなりますか。
- 牛25頭で12日、牛15頭で24日で草がなくなる牧場があります。1日に生える草の量を求めなさい。
解答・解説
- 解答:90日
解説:牛1頭が1日に食べる量を1とする。条件①20頭×30日=600(総消費量)、条件②30頭×15日=450(総消費量)。S+r×30=600 …①、S+r×15=450 …②。①-②:r×15=150→r=10。②より:S+150=450→S=300。10頭でN日:300+10N=10N→0N=300→不能(10頭では消費量=増加量で草がなくならない)。確認:10頭/日消費=増加量10なので草は減らない。→「10頭以上でなければ草はなくならない」。11頭の場合:300+10N=11N→N=300日。問題の答えとして「牛を10頭にすると草はなくならない(無限大)」が正解。 - 解答:約13.6日(200÷(20×15-10)=200÷290≈0.69…実は20頭×15単位=300単位/日消費で増加10単位/日)
解説:初期量S=200、増加量r=10/日、牛1頭が毎日15単位食べる、20頭で300単位/日消費。N日後に草がなくなる:200+10N=300N。200=290N→N=200÷290≈0.69日(1日未満)。20頭×15=300単位/日消費は増加10単位を大幅に超えるため、非常に早く草がなくなる。N=200÷(300-10)=200÷290≈0.69日(約17時間)。 - 解答:1日の草の増加量=15
解説:牛1頭が1日に食べる量を1とする。条件①25頭×12日=300(総消費量)、条件②15頭×24日=360(総消費量)。S+r×12=300 …①、S+r×24=360 …②。②-①:r×12=60→r=5。確認:①よりS=300-60=240。15頭×24日=360、240+5×24=240+120=360✓。r=5(牛1頭基準)。牛1頭1日食べる量を1として増加量=5頭分/日。
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