共通テスト総合演習 の誤りを直す

リーディング全体像と時間配分

共通テストの英語リーディングは80分・複数の大問構成で、単純な文法・語法の単独問題は出ません。すべてが「読解を通じて情報を処理する」設問です。全体像を把握してから時間配分を組み立てます。

基本ルール

全体の特徴:
- 試験時間80分、マークシート方式、大問がいくつかの読解セクションに分かれる
- 語彙・文法の単独設問はなく、すべて文章・資料の読解を通じて答える
- 序盤の大問は広告・案内文・メール・ウェブページなど実用的な英文(情報検索型)
- 後半の大問は論説文・エッセイ・複数資料の統合読解が中心(論旨把握型)
時間配分の基本方針:
- 情報検索型(実用文)の大問は1問あたりの読む量が少ないため、素早く処理して時間を節約する
- 論説文の大問は読む量が多いため、後半に時間を多く残しておく
- 見直しの時間(3〜5分)を最初から確保しておく
時間配分の失敗パターン:
- 最初の実用文パートで丁寧に全文訳して時間を使いすぎる
- 後半の長文で時間が足りず、最後の大問を焦って解く

時間配分の考え方(例)
序盤の実用文パート(情報検索型):設問数が少ない場合は1問1〜2分で処理し、全文を丁寧に訳さずスキャニング中心で解く。
後半の論説文パート:1つの大問に10分前後をかけ、段落構造(レッスン単元「段落構造の理解」参照)を意識して読む。
最後の5分は必ずマークミスの確認に使う。

注意点

① 大問の配点・設問数は年によって調整されることがあるため、「何分で何問解くか」を固定するより「実用文は速く、論説文は丁寧に」という原則で柔軟に配分する。
② 全問を同じ丁寧さで読むと確実に時間切れになる。設問のタイプ(情報検索か論旨把握か)を見た瞬間に読み方を切り替える判断力が重要。
③ 過去の演習で自分が「どの大問で時間を使いすぎるか」を記録し、弱点の大問だけ重点的に速読トレーニングをする。
④ 見直し時間を確保できないと、マークのずれや読み間違いに気づけない。時間配分の最後に必ず見直しブロックを組み込む。

ポイント
  • 全設問が読解ベース。単独の文法・語彙問題はない
  • 序盤は実用文中心(情報検索型)、後半は論説文中心(論旨把握型)
  • 実用文は速く、論説文は丁寧に、という時間配分の原則
  • 見直し時間(3〜5分)を最初から時間配分に組み込む

練習

  1. 共通テストの英語リーディングで、単独の文法問題が出ない理由を、設問の作られ方から日本語で説明しなさい。
  2. 「実用文は速く、論説文は丁寧に」という時間配分の考え方を、自分の言葉で30字以内にまとめなさい。
  3. 見直し時間を確保しないとどのようなリスクがあるか、2つ挙げなさい。