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小川仁志『昔話で学ぶ哲学入門』 桃太郎は本当に正義の味方?
要点(監修AIの解説)
桃太郎は本当に正義?昔話を入り口に「当たり前」を問い直す哲学入門。考えること自体の面白さを伝える。
解説
哲学者・小川仁志による『むかしむかしあるところに哲学者がやってきた 昔話で学ぶ日本一やさしい「哲学入門」』が、電子書籍で配信される。誰もが知る昔話を入り口に、その中に潜む哲学的な問いを考える一冊だ。
たとえば、「桃から生まれた桃太郎は、本当に正義の味方だったのか」「鬼を退治するのは正しいのか」——当たり前に受け取っていた物語に、「正義とは何か」「善悪は誰が決めるのか」といった問いを投げかける。鬼の側から見れば、桃太郎は突然攻めてきた侵略者かもしれない。
哲学とは、難しい用語を覚えることではなく、「当たり前」を立ち止まって問い直す営みだ。答えがすぐには出ない問いについて、自分の頭で粘り強く考えること自体に意味がある。身近な物語を入り口にすれば、哲学は決して遠い学問ではなく、ものの見方を豊かにする「考えるための道具」になる。