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生命の材料はどこから? 初期地球でシアン化水素を作る新ルートを発見
関連ワード:化学 化学反応 生命の起源 化学進化 地球惑星科学 HCN
要点(監修AIの解説)
生命が生まれる前の初期地球で、シアン化水素(HCN)が作られる新しい化学反応の道すじを発見。生命の起源の理解につながる。
解説
東京科学大などのチームが、生命が生まれる前の初期地球で、シアン化水素(HCN)が作られる新しい化学反応の道すじを見つけた。シアン化水素は猛毒として知られるが、実はアミノ酸や核酸(DNA・RNAの部品)のもとになる重要な分子で、『生命の材料』を作る出発点と考えられている。これまで初期地球でHCNがどうやって十分な量できたのかは大きな謎だった。
今回の発見は、初期地球のような環境で、無機的な(生き物に由来しない)物質からHCNが生まれる現実的な経路を示したものだ。これは『生命はどのように無生物から生まれたのか(化学進化)』という大問題に一歩近づくと同時に、似た環境を持つ太陽系外の惑星での生命探査の手がかりにもなる。化学で習う『原子の結びつき』や『化学反応』が、生命の起源という壮大なテーマにつながっていく。