理科
スーパーカミオカンデ、「超新星背景ニュートリノ」の兆候を初めてとらえる
要点(監修AIの解説)
スーパーカミオカンデが宇宙の全超新星爆発由来のニュートリノの兆候を初検出。信頼度は99.5%。
解説
岐阜県にあるニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」が、宇宙のすべての超新星爆発から放出されたニュートリノが積み重なった「拡散超新星背景ニュートリノ」の兆候を世界で初めてとらえた。2008年からの純水運転データと、2020年以降にガドリニウムを加えて感度を上げたデータをあわせて約5000日分解析した結果、信号の確からしさは99.5%(2.6σ)に達した。ただし「発見」と言い切るには5σ以上が必要で、現時点では有力な「兆候」の段階。宇宙でどのように星が生まれては爆発し、鉄や酸素などの元素がまき散らされてきたかを知る手がかりになる。