理科
地震データで火山の"信号機"!噴火の切迫度をリアルタイムで見える化
要点(監修AIの解説)
地震データのb値で火山噴火の切迫度を色分け評価する新手法
解説
東北大学や京都大学などの国際研究チームが、地震データから火山の噴火の切迫度を「信号機」のように青・黄・赤の3段階で示す新しい評価手法を開発した。地震の規模ごとの起こりやすさを表す「b値」という統計量が下がると、火山内部の圧力が高まっているサインとみなし赤信号にする仕組みだ。日本やアイスランド、ハワイ島など性質の異なる火山で試したところ、赤信号が出てから10日以内に約39%の確率で噴火が起き、人工衛星による観測と同じくらいの精度が得られた。新しい観測機器を増やさなくても、既存のデータだけで火山を見守れる点が大きな利点だ。