理科
がん治療薬をつくる細菌の「レシピ帳」を解読、次世代の抗がん剤設計へ
要点(監修AIの解説)
細菌が抗がん剤を作り分ける分子の仕組みを解明。
解説
リンパ腫の薬「ロミデプシン」の仲間の抗がん剤(HDAC阻害剤)は、もともと土の中の細菌が作る天然物質。英ウォーリック大学とモナシュ大学の研究チームは、細菌の酵素同士をつなぐ「ドッキングドメイン」という小さな部品が、似た構造を持つ薬の変種を確実に作り分ける仕組みを解明した。この「レシピ帳」を読み解くことで、狙ったがんに効くように設計された新しい薬の合成経路を作りやすくなると期待されている。