理科
海の珪藻はなぜ強い光でも平気なのか、光を熱に逃がすタンパク質を発見
要点(監修AIの解説)
珪藻が強光から身を守る光防御タンパク質の仕組みを解明。
解説
海の珪藻(けいそう)は光合成をするが、光が強すぎると細胞にダメージを与えてしまう。京都大学と北海道大学のチームは、海洋性珪藻が持つ新しい光捕集タンパク質「Lhcf2」が、強光下で余った光エネルギーを熱として逃がす仕組み(NPQ)に不可欠であることを発見した。このタンパク質が無いと光を防御する装置がうまく働かなくなる。珪藻は海の光合成の約2割を担っており、地球規模の炭素循環を理解する手がかりになる。