情報
ネットに依存しやすい人ほど、ギャンブルのリスクも高かった(大学生5,083人)
要点(監修AIの解説)
大学生5,083人の調査で、ネット依存の傾向が強い人ほどギャンブルの問題を抱えるリスクも高いことが分かった。研究チームは「デジタルリテラシー教育は小中学校から」と提言している。
解説
中部大学の研究チームが、大学生5,083人(男子3,482人・女子1,601人)を対象に、ネット依存とギャンブルの問題について国際的に使われている尺度で調査しました。深夜までネットを使ってしまうか、ギャンブルについて人から注意されたことがあるか、といった質問です。
ギャンブルの経験があると答えたのは856人。およそ6人に1人にあたります。そのうち54.6%が、将来問題を抱える可能性がある「リスク群」に分類されました。さらに14人が、支援が必要とされる「問題ギャンブリング」の基準に当てはまりました。
注目されたのは、ネット依存の傾向が強い人ほどギャンブルのリスクも高い、という関係が見られたことです。どちらも男子学生と低学年に多い傾向がありました。
研究チームは、この2つを別々の問題として扱うのではなく、あわせて対策する必要があると述べています。そして「デジタルリテラシー教育は大学からでは遅く、小中学校の段階から始めるべきだ」と提言しました。情報を鵜呑みにせず自分で考える力を、早い段階で育てるという考え方です。
この研究はスイスの学術誌 Behavioral Sciences に2026年5月8日付で掲載され、大学が5月26日に発表しました。