不定詞 vs 動名詞 — 使い分けのコツ
不定詞と動名詞はどちらも「〜すること」と訳せて似ていますが、使える動詞や前置詞のルールに差があります。確実に整理しましょう。
基本ルール
主な使い分けは3パターン:
① 動名詞のみ:enjoy / finish / stop / mind / give up / avoid / practice / suggest
② 不定詞のみ:want / hope / decide / try / plan / promise / agree / refuse / wish / expect
③ 両方OK(意味同じ):like / love / hate / start / begin / continue
意味が変わるもの:remember / forget / stop / try は不定詞と動名詞で意味が違うので注意。
イメージの覚え方:不定詞は「未来志向」(これからすること)、動名詞は「実体験・既に行為が成立しているもの」と捉えるとスッキリ理解できます。
remember to lock the door.(鍵をかけることを忘れずに)← これからすること
I remember locking the door.(鍵をかけたことを覚えている)← 過去にした行為
She stopped to smoke.(タバコを吸うために立ち止まった)← 副詞的不定詞
She stopped smoking.(タバコをやめた)← stop の目的語
I tried to open the door.(ドアを開けようとした)← 試みた(成功不明)
I tried opening the door.(試しにドアを開けてみた)← 実際に開けた
注意点
① remember to do(〜するのを覚えておく=忘れずにする)/ remember doing(〜したのを覚えている=過去の記憶)。
② forget to do(〜するのを忘れる)/ forget doing(〜したのを忘れる)。
③ try to do(〜しようとする=試みる)/ try doing(試しに〜してみる=実際にやってみる)。
④ stop to do(〜するために立ち止まる)/ stop doing(〜するのをやめる)。
⑤ 前置詞の後はかならず動名詞:look forward to seeing you(あなたに会うのを楽しみにしている)。この to は前置詞なので see ではなく seeing になる!「I look forward to see you.」は誤り。
⑥ How about / What about の後も動名詞:「How about going to the park?(公園に行くのはどう?)」
- 不定詞 = 未来志向、動名詞 = 既に成立した行為
- remember / forget / stop / try は意味が変わる
- 前置詞の後は必ず動名詞
- look forward to + doing(to は前置詞!)
- How about + doing で提案
練習
- 「あなたに会えるのを楽しみにしています」を英語で書きなさい(look forward to)。
- 「彼は鍵をかけ忘れた」を英語で書きなさい(forget to)。
- 「公園に行きませんか」を英語で書きなさい(How about を使って)。