設問タイプ別攻略
長文読解の設問には型があります。タイプを見抜けば解き方が決まります。共通テスト・大学入試で頻出の5タイプを攻略します。
基本ルール
① 内容一致問題(True/False):「Which of the following is true / NOT true?」
- 選択肢ごとに文章内の根拠を探す(スキャニング)
- 「言い換え(パラフレーズ)」されていることが多い:本文 say → 選択肢 mention
- 注意:選択肢の言葉が本文に「あっても」、意味が異なれば不正解
② タイトル選択問題:「Which of the following is the best title?」
- 各段落のトピックセンテンスをまとめると最適なタイトルになる
- 抽象度に注意:1段落だけの話題は不可、全体を包括するタイトルを選ぶ
- 否定形・疑問形のタイトルは「文章全体の問い」を表す
③ 指示語問題:「What does it in line 12 refer to?」
- 直前の名詞または名詞句を探す(通常は直前1〜3文以内)
- 単数/複数の一致を確認(it ≠ they)
- 文脈的に意味が通るかをチェック
④ 語彙問題:「The word X is closest in meaning to:」
- 文脈から意味を推測 → 選択肢と照合
- 知っている意味でも文脈で違う意味の場合があるので注意
⑤ 推論問題:「What can be inferred from the passage?」
- 文章に「直接書いていない」が「論理的に導ける」内容を選ぶ
- 飛躍した解釈は不正解(本文の根拠から離れない)
- 「明らかにそうとは言えない」選択肢を消去
内容一致:「The author claims that ...」← I think / I believe を本文から探す
タイトル:「The Best Title」← 全段落の共通テーマを抽出
指示語:「This phenomenon」← 直前の文の現象を指す
推論:「What can be inferred about teenagers?」← 本文から論理的に導ける結論
注意点
① 不正解選択肢のパターンを覚える:①本文の一部だけ正しい(部分一致)②反対のことを言っている ③本文にない情報(過度な一般化)④別の段落の話を混在
② 「常に」「決して」「すべて」「唯一」のような強い語に注意:本文がこれらの強い断定を含むことは稀。選択肢にあれば不正解の可能性が高い。
③ 設問を先に読む戦略:時間節約のため、長文を読む前に設問を読んでキーワードを把握 → スキャニングで該当箇所を探す。
④ 消去法の有効性:4択問題は明らかに違う2つを消去できれば、残り2つに集中できる。50%から始まる戦いが75%以上の勝率に。
⑤ 共通テスト特有の問題:図表や複数資料の統合問題。図と本文を行き来する読解が必要。
- 内容一致:本文のパラフレーズに注意
- タイトル選択:全体を包括するレベルの抽象度
- 指示語:直前1〜3文以内の名詞、単数複数の一致確認
- 語彙問題:文脈で意味を確定してから選択肢
- 推論:書いていないが論理的に導ける範囲、飛躍は不可
- 強い断定語(always/never/all)は不正解のサイン
練習
- 設問「What does this in the passage refer to?」を解くための戦略を日本語で説明しなさい(30字以内)。
- 「The best title」問題で、1段落だけのトピックを選んではいけない理由を答えなさい。
- 推論問題で「不正解」になりやすい選択肢の特徴を2つ挙げなさい。