記述式問題への対応
国公立大学2次試験・私立大学では英語の記述式問題が出題されます。記述式特有の対策を学びます。
基本ルール
記述式の典型問題:
1. 和訳問題:英文の一部を日本語に訳す
2. 英訳問題:日本語を英語に訳す(課10で扱った内容)
3. 説明問題:「下線部を日本語で説明しなさい」「筆者の考えを日本語でまとめなさい」
4. 自由英作文:「〜について100語程度で書きなさい」
5. 要約問題:「英文を100字程度の日本語で要約しなさい」
和訳問題のコツ:
- 構文を正確に把握(主語・動詞・修飾関係)
- 直訳しすぎず自然な日本語に
- 代名詞は具体化(it → その問題、they → 学生たち)
- 否定の位置・比較の対象を正確に
説明問題のコツ:
- 下線部の意味を文脈から把握
- 「何のことか」「なぜそうなのか」を明示
- 字数制限内で簡潔に
- 原文を直訳するのではなく、自分の言葉で説明
採点の基準:
- 和訳:構文の正確さ + 自然な日本語
- 英訳:文法の正確さ + 語彙の適切さ + 意味の保存
- 説明:内容の正確さ + 日本語の明瞭さ
- 自由英作文:主張の明確さ + 構成 + 文法
📘 和訳例
英文:「What we need is not more information, but a way to think clearly about what we already have.」
直訳(不自然):「私たちが必要とするのは、より多くの情報ではなく、私たちがすでに持っているものについて明確に考える方法だ。」
自然な訳:「我々に必要なのは情報の追加ではなく、既存の情報を明確に考える方法である。」
(What we need = 関係代名詞 what で「必要なもの」、not A but B 構文)
英文:「What we need is not more information, but a way to think clearly about what we already have.」
直訳(不自然):「私たちが必要とするのは、より多くの情報ではなく、私たちがすでに持っているものについて明確に考える方法だ。」
自然な訳:「我々に必要なのは情報の追加ではなく、既存の情報を明確に考える方法である。」
(What we need = 関係代名詞 what で「必要なもの」、not A but B 構文)
注意点
① 設問の指示語に従う:「日本語で書きなさい」「英語で答えなさい」「○字以内で」を厳守。
② 部分点を狙う:完璧な解答が書けなくても、要素ごとに部分点がもらえる。「諦めて空欄」より「不完全でも書く」。
③ 構文を視覚化:複雑な英文は、紙にスラッシュを入れて区切り、主語・動詞・修飾を見える化。
④ 制限字数の遵守:「30字以内」なら 27〜30字、「50字程度」なら 45〜55字。
⑤ 採点者目線:採点者は1人で何百枚も採点する。読みやすい字・明瞭な構成・字数遵守の答案ほど評価される。
💡 ポイント
- 記述式:和訳・英訳・説明・自由英作・要約
- 和訳は自然な日本語に
- 説明問題は自分の言葉で
- 部分点を狙う(空欄は最悪)
- 制限字数遵守、読みやすい字
練習
- 次の英文を自然な日本語に和訳しなさい:「What matters most is not how much you know, but how you use what you know.」
- 記述式問題で「部分点を狙う」とはどういうことか1文で説明しなさい。
- 「30字以内で答えなさい」という指示があるとき、何字程度を目安に書くべきか?