中学 / 民主政治と国・地方の仕組み 1 / 6

民主政治・選挙・政党

民主政治・選挙・政党

民主政治は国民主権に基づき、国民の代表者が政治を行う仕組みです。代表者を選ぶ手段が選挙、政治理念を共有する団体が政党です。

基本知識

民主主義には直接民主制(国民が直接決める)と間接民主制(代議制)(代表者が決める)があります。日本は主に間接民主制を採用しています。
選挙の4原則: 普通選挙(財産・性別で制限しない)、平等選挙(一人一票)、直接選挙(有権者が直接投票)、秘密選挙(投票内容を秘密)。
日本では満18歳以上に選挙権があります(2016年から)。被選挙権は衆議院・地方議員・市町村長が25歳以上、参議院・都道府県知事が30歳以上です。

📘 重要用語
普通選挙(一定年齢に達した国民すべてに選挙権を与える原則)
小選挙区制(1選挙区から1人選出。大政党に有利、死票が多い)
比例代表制(政党の得票率に応じて議席配分。小政党にも有利、死票が少ない)
小選挙区比例代表並立制(衆議院の選挙制度。両方を組み合わせる)
政党(政治理念を共有し、政権獲得を目指す団体)
与党と野党(政権を担当する与党、それ以外の野党)

深掘り (背景・意義)

選挙制度には一長一短があります。小選挙区制は政権が安定しやすい反面、死票(落選者に投じられた票)が多く民意が反映されにくい欠点があります。比例代表制は死票が少なく多様な民意を反映しますが、小政党乱立で政権が不安定になる傾向があります。
近年は投票率の低下、特に若者の低投票率が課題で、ネット選挙運動の解禁(2013年)や期日前投票制度などの対策が進んでいます。一票の格差(選挙区ごとの議員一人当たりの有権者数の差)も裁判で違憲状態と判断されることがあります。

💡 ポイント
  • 選挙の4原則=普通・平等・直接・秘密
  • 選挙権18歳以上(2016年改正)
  • 衆議院=小選挙区比例代表並立制
  • 参議院=選挙区+比例代表(非拘束名簿式)
  • 小選挙区=死票多い、大政党有利
  • 比例代表=死票少ない、民意を反映
  • 与党(政権担当)と野党(それ以外)

注意点 (混同しやすい)

選挙権は18歳、被選挙権は25歳or30歳。② 衆議院(小選挙区比例代表並立制)と参議院(選挙区+比例代表)の選挙制度を区別。③ 死票=落選者への票で、小選挙区制で多い。④ 連立政権=複数政党が組んで政権を作る形態。

練習

  1. 選挙の4原則をすべて答えなさい。
  2. 衆議院の選挙制度を何というか。
  3. 政権を担当する政党を何というか。

このレッスンのQ&A

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