内閣と行政の仕組み
内閣は行政の中心であり、法律に基づき国の政治を執行します。日本は議院内閣制を採用しています。
基本知識
議院内閣制: 内閣は国会の信任に基づき成立し、国会に対して連帯責任を負う仕組み(憲法66条3項)。
内閣は内閣総理大臣と国務大臣で構成され、総理大臣は国会議員の中から国会が指名し、天皇が任命します。国務大臣の過半数は国会議員でなければなりません。
内閣の主な仕事: 法律の執行、外交関係の処理、条約の締結、予算の作成、政令の制定、最高裁判所長官の指名、その他の裁判官の任命、天皇の国事行為への助言と承認。
衆議院が内閣不信任決議を可決した場合、内閣は10日以内に衆議院を解散するか総辞職しなければなりません。
📘 重要用語
議院内閣制(内閣が国会の信任に基づく仕組み。イギリスが起源)
内閣総理大臣(首相。国会議員から国会が指名)
国務大臣(過半数は国会議員、内閣総理大臣が任命)
閣議(内閣の意思決定の会議。原則全会一致)
内閣不信任決議(衆議院のみが可決可能。10日以内に解散か総辞職)
行政改革(無駄な行政を減らし効率化を図る政策)
議院内閣制(内閣が国会の信任に基づく仕組み。イギリスが起源)
内閣総理大臣(首相。国会議員から国会が指名)
国務大臣(過半数は国会議員、内閣総理大臣が任命)
閣議(内閣の意思決定の会議。原則全会一致)
内閣不信任決議(衆議院のみが可決可能。10日以内に解散か総辞職)
行政改革(無駄な行政を減らし効率化を図る政策)
深掘り (背景・意義)
議院内閣制はイギリスで発達した仕組みで、立法府と行政府の協調を重視します。一方、アメリカは大統領制で、立法府と行政府が厳格に分離しています。
近年、官僚主導から政治主導への転換が進められ、内閣官房や内閣府の機能強化、副大臣・政務官制度などが導入されました。一方、行政改革として国家公務員数の削減、規制緩和、独立行政法人化、地方分権が進められています。行政の透明性確保のため情報公開法(1999)も整備されました。
💡 ポイント
- 議院内閣制=内閣は国会の信任に基づく
- 総理大臣は国会議員から国会が指名・天皇が任命
- 国務大臣の過半数は国会議員
- 閣議=原則全会一致
- 内閣不信任決議は衆議院のみ
- 不信任後10日以内に解散か総辞職
- 議院内閣制(英・日)vs 大統領制(米)
注意点 (混同しやすい)
① 議院内閣制(日本・イギリス)と大統領制(アメリカ)の違いを押さえる。② 内閣総理大臣は国会が指名、天皇が任命。順序を間違えない。③ 国務大臣の過半数は国会議員(全員ではない)。④ 内閣不信任決議は衆議院のみ。参議院は問責決議(法的拘束力なし)。
練習
- 議院内閣制とはどのような仕組みか説明しなさい。
- 内閣不信任決議が可決された場合、内閣はどのような選択を迫られるか。
- 大統領制と議院内閣制の違いを一つ挙げなさい。