平成文化とIT革命
平成はインターネット・携帯電話・スマートフォンが普及し、人々のコミュニケーションが根本的に変わった時代でした。文化も多様化・グローバル化します。
基本知識
1995年にWindows 95が発売され、家庭にパソコンが普及。同年インターネット元年と呼ばれます。1999年にNTTドコモがiモードを開始し携帯電話でメール・ウェブ閲覧が可能に。2008年にiPhone 3Gが日本発売されスマートフォン時代へ。SNSではTwitter(現X、日本上陸2008)、LINE(2011)が普及。アニメ・マンガでは宮崎駿(『千と千尋の神隠し』2001、米アカデミー賞)、新海誠『君の名は。』(2016)、『ONE PIECE』『鬼滅の刃』(2020映画歴代興収1位)が世界的人気を獲得しクールジャパン政策が始まります。
1998年 長野冬季オリンピック
2002年 日韓共催サッカーW杯
2004年 米大リーグでイチローシーズン262安打(MLB記録)
2011年 なでしこジャパンW杯優勝
2013年 富士山が世界文化遺産に登録
2014年 富岡製糸場が世界文化遺産に登録
2018年 大谷翔平MLB新人王
深掘り (背景・影響)
ノーベル賞では平成期に多数の日本人受賞者が出ました:湯川秀樹(1949・昭和)に続き、江崎玲於奈(1973)、福井謙一(1981)、利根川進(1987)、大江健三郎(1994・文学)、白川英樹(2000)、野依良治(2001)、小柴昌俊・田中耕一(2002)、南部陽一郎・小林誠・益川敏英・下村脩(2008、4人)、鈴木章・根岸英一(2010)、山中伸弥(2012・iPS細胞)、赤崎勇・天野浩・中村修二(2014・青色LED)、梶田隆章・大村智(2015)、大隅良典(2016)、本庶佑(2018)、吉野彰(2019・リチウムイオン電池)など。基礎科学研究の成果が花開きました。
- インターネット元年=1995年(Windows 95)
- iモード=1999年(携帯ネット)、iPhone=2008年日本発売
- 『千と千尋の神隠し』(2001)=米アカデミー賞長編アニメ部門
- サッカー日韓W杯=2002年(日本ベスト16)
- 山中伸弥=2012年ノーベル医学生理学賞(iPS細胞)
- 青色LED=赤崎・天野・中村(2014年物理学賞)
- クールジャパン=アニメ・マンガ・食・伝統文化の発信
注意点 (混同しやすい)
① 長野冬季五輪(1998)と札幌冬季五輪(1972)を年で区別。② iモード(1999・NTTドコモ・ガラケー)とiPhone(2008日本上陸・Apple・スマホ)は別物。③ ノーベル賞で2008年4人受賞は記録的。④ 『千と千尋』(2001・宮崎駿)と『君の名は。』(2016・新海誠)は監督が違う。
練習
- 「インターネット元年」と呼ばれたOSが発売された年は。
- 2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した、iPS細胞研究の科学者は誰か。
- 『千と千尋の神隠し』で米アカデミー賞を受賞した監督は誰か。