プラスチックの種類と性質
ペットボトルや袋・家電製品など、プラスチックは現代生活に欠かせません。その多様な種類と性質を整理しましょう。
基本知識
プラスチック(合成樹脂)は石油を原料として作られた高分子化合物(ポリマー)です。小さな分子(単量体=モノマー)が多数結合(重合)してできています。
代表的なプラスチックの種類と特徴:
・ポリエチレン(PE): 袋・フィルム。軽く柔軟。
・ポリプロピレン(PP): 食品容器・繊維。耐熱性やや高い。
・ポリスチレン(PS): 発泡スチロール・プラスチック容器。
・ポリ塩化ビニル(PVC): 水道管・レインコート。難燃性。
・ポリエチレンテレフタレート(PET): ペットボトル。透明で強い。
リサイクル識別のため容器底面に ▲ (三角矢印) + 数字 で材質が示されています。
📘 重要用語
プラスチック(合成樹脂)(石油由来の高分子有機化合物の総称)
高分子化合物(ポリマー)(単量体が多数重合した巨大分子)
熱可塑性プラスチック(加熱すると軟化し冷やすと固まる。PE, PP, PET。リサイクルしやすい)
熱硬化性プラスチック(加熱すると硬化し、再び軟化しない。フェノール樹脂など)
添加剤(可塑剤・安定剤・着色剤などプラスチックに加える補助物質)
生分解性プラスチック(微生物によって分解されるプラスチック。環境負荷が低い)
プラスチック(合成樹脂)(石油由来の高分子有機化合物の総称)
高分子化合物(ポリマー)(単量体が多数重合した巨大分子)
熱可塑性プラスチック(加熱すると軟化し冷やすと固まる。PE, PP, PET。リサイクルしやすい)
熱硬化性プラスチック(加熱すると硬化し、再び軟化しない。フェノール樹脂など)
添加剤(可塑剤・安定剤・着色剤などプラスチックに加える補助物質)
生分解性プラスチック(微生物によって分解されるプラスチック。環境負荷が低い)
深掘り
プラスチックの大きな特徴は軽い・錆びない・成形しやすい・電気を通しにくい点で、金属・ガラス・木材に代わって使われてきました。しかし自然分解されにくいという欠点から、海洋プラスチック汚染やマイクロプラスチック問題が深刻化しています。
近年はバイオプラスチック(植物由来原料)や生分解性プラスチックの開発が進んでいます。また3R(リデュース・リユース・リサイクル)でプラスチックゴミを減らす取り組みが世界的に重要視されています。
💡 ポイント
- プラスチック=石油由来の高分子化合物
- PE(袋), PP(容器), PS(発泡), PVC(管), PET(ボトル)
- 熱可塑性: 加熱で軟化→リサイクル可能
- 熱硬化性: 加熱で硬化→リサイクル困難
- プラスチックの長所: 軽・耐腐食・成形容易
- 短所: 自然分解されにくい→マイクロプラ問題
- 対策: 3R・生分解性・バイオプラスチック
注意点
① 熱可塑性(PE, PET など)と熱硬化性(フェノール樹脂など)の区別。加熱で「軟らかく」なるか「硬く」なるかで判断。② ポリマー(高分子)とモノマー(単量体)の関係を押さえる。③ PET は「ポリエステル系」。リサイクル可能な熱可塑性樹脂。
練習
- ペットボトルに使われるプラスチックの名称を略称と正式名称で答えなさい。
- 熱可塑性プラスチックと熱硬化性プラスチックの違いを説明しなさい。
- プラスチックが環境問題を引き起こす原因を一つ挙げなさい。