宋の文化と科学技術
宋代は中国史上最も文化・技術が開花した時代の一つです。後にヨーロッパに伝わり「近代」を切り開いた発明が次々と生まれました。
朱子学の成立
宋代には儒学の新しい解釈として朱子学(朱熹・1130〜1200年)が生まれました。宇宙の理(り)と人間の性(せい)を体系的に説く哲学体系で、「格物致知」(物事を深く究めて知識を得る)を学問の方法としました。
- 朱子学:宋代の新儒学。「理」を万物の根本原理とする
- 朱熹による四書(大学・中庸・論語・孟子)の注釈が科挙の標準テキストに
- 日本・朝鮮・ベトナムにも伝わり東アジアの思想・教育・政治の根幹となる
📘 宋代の三大発明(世界史を変えた技術)
・火薬:唐代に錬丹術師が発見、宋代に火砲・火矢・爆竹として軍事・民間利用が本格化。後にヨーロッパに伝わり中世の騎士文化を変革
・羅針盤(指南針):宋代に磁石の方位指示が海上航行に活用される。後に大航海時代を可能にした
・活版印刷術:毕昇(びっしょう)が11世紀に陶製活字を発明。グーテンベルクより約400年先行。書物の大量生産・知識の普及に貢献
これらはシルクロードとモンゴル帝国の交易網を通じてヨーロッパに伝わり、大航海時代・宗教改革・軍事革命の礎となりました。
・火薬:唐代に錬丹術師が発見、宋代に火砲・火矢・爆竹として軍事・民間利用が本格化。後にヨーロッパに伝わり中世の騎士文化を変革
・羅針盤(指南針):宋代に磁石の方位指示が海上航行に活用される。後に大航海時代を可能にした
・活版印刷術:毕昇(びっしょう)が11世紀に陶製活字を発明。グーテンベルクより約400年先行。書物の大量生産・知識の普及に貢献
これらはシルクロードとモンゴル帝国の交易網を通じてヨーロッパに伝わり、大航海時代・宗教改革・軍事革命の礎となりました。
宋代の芸術
士大夫文化として水墨画・書道・詩詞(歌曲)が発達しました。蘇軾(蘇東坡)は詩・文・書・画にすぐれた宋代を代表する文人です。また陶磁器(青磁・白磁)は海上貿易の主要輸出品となりました。
練習
- 宋代の新儒学(宋学)の代表的学者と、その学派の名称を答えよ。
- 宋代に毕昇が発明した印刷技術の名称を答えよ。
- 宋代の「三大発明」が後のヨーロッパ史に与えた影響を一つ答えよ。