大学受験 / 共通テスト総合演習 3 / 6

図表と本文の照合

グラフ・表・図と、それについて説明する本文を組み合わせて答える設問は、共通テストの定番です。本文の主張が図表のどの部分と対応するかを正確に確認する技術が必要です。

基本ルール

図表照合の基本手順:
① 図表の種類(折れ線・棒・円グラフ)とタイトル、軸のラベル・単位を確認する
② 本文中の「図表に言及している文」を見つける(Figure 1 shows / As the graph indicates など)
③ 本文の主張と図表のすべてのデータ点を照合する(1点だけでなく全体を確認)
④ 選択肢が図表の一部だけを正しく反映し、他の部分で矛盾していないか確認する
頻出の罠パターン:
- 軸の取り違え(縦軸と横軸を読み間違える)
- 単位の見落とし(%とポイントの違いなど)
- 「最も高い/最も低い」という断定を、1つのデータ点だけで判断し、他の年・カテゴリーを確認していない
- 本文の一部の主張だけが図表と一致し、選択肢全体としては不一致

照合の型
本文:「According to the graph, the number of users increased every year except for one.」
→ 図表のすべての年のデータを確認し、「増加し続けている年」と「1年だけ減少している年」の両方を照合する。1年でも例外を見落とすと誤答になる。

間違えやすいところ

① 図表を最初に軽く確認してから本文を読むと、本文中の数字や傾向の記述がすでに理解しやすくなる。
② 「最も」「唯一」「すべて」のような断定的な選択肢は、図表の全データ点を確認しないと正誤が判断できない。1点だけ見て判断しない。
③ 単位(人数・パーセント・順位)を必ず確認する。異なる単位のグラフを比較する設問では単位の取り違えが誤答の主な原因になる。
④ 本文と図表が「一部だけ一致」している選択肢は不正解になりやすい。選択肢の文をすべての要素に分解して、それぞれが図表と一致するか確認する。

ポイント
  • 図表のタイトル・軸・単位を先に確認する
  • 本文の図表言及文を見つけ、全データ点と照合する
  • 「最も/唯一/すべて」の断定的選択肢は全データを確認してから判断
  • 単位の取り違え・一部だけの一致に注意

練習問題

  1. 図表照合で「最も高い」という選択肢を検証する際、確認すべきことを1つ答えなさい。
  2. 単位の取り違えが誤答につながる理由を具体的な例を挙げて説明しなさい。
  3. 「本文の一部だけが図表と一致する」選択肢が不正解になりやすい理由を答えなさい。

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