大学受験 / 共通テスト総合演習 4 / 6

リスニングの形式と先読み

共通テストのリスニングは、序盤は音声が2回読まれ、後半は1回のみ読まれる形式で難易度が上がっていきます。形式の違いを理解し、「先読み」で得点を安定させる技術を学びます。

基本ルール

形式の基本的な特徴:
- 序盤の大問:短い文章・対話が中心で、音声が2回読まれる
- 後半の大問:長い対話・説明文が中心で、音声は1回のみ読まれる
- 図表・グラフを見ながら聞く設問、複数話者の意見を整理する設問も含まれる
先読みの技術:
① 音声が始まる前に、選択肢を必ず先に目で読んでおく
② 選択肢の違いから「何が問われるか」(時間・場所・意見・数字など)を予測する
③ 予測したポイントに集中して聞く(すべての単語を聞き取ろうとしない)
メモの取り方:
- 数字・日付・否定語(not / but)だけを短く書く
- 話者が複数いる場合は「A:」「B:」のように発言者を分けてメモする
複数話者の設問対策:
- 「誰が何を言ったか」を混同しないよう、意見が変わる転換点(But / However / Actually)に注意して聞く

先読みの例
選択肢が「(a) 3:00 (b) 3:30 (c) 4:00 (d) 4:30」のように時刻の選択肢であれば、音声を聞く前に「時刻を問う設問だ」と予測できる。聞くときは時刻の表現(数字+o'clock / thirty / quarter past)にだけ集中すればよい。

間違えやすいところ

① 1回読みの大問では聞き逃しが即失点につながるため、先読みで「何を聞くか」を絞ることが特に重要。
② メモを取りすぎると聞くこと自体に集中できなくなる。数字・否定語・転換語だけに絞る。
③ 複数話者の設問では、最初に述べた意見が「最終的な結論」ではない場合が多い(意見が途中で変わる)。最後まで聞いてから判断する。
④ 図表を見ながら聞く設問では、音声が始まる前に図表のラベル・単位を確認しておく(レッスン3の図表照合技術と同様)。

ポイント
  • 序盤は2回読み、後半は1回読みで難易度が上がる
  • 音声前に選択肢を読み、何が問われるかを予測する(先読み)
  • メモは数字・否定語・転換語のみに絞る
  • 複数話者の設問では最後まで聞いて結論を判断する

練習問題

  1. 先読みが特に重要になるのはどちらの形式か(2回読み/1回読み)、理由も含めて答えなさい。
  2. 選択肢が場所を表す語(station, library, park, station)の場合、先読みからどのような予測ができるか答えなさい。
  3. 複数話者の設問で、最初の発言だけで結論を判断してはいけない理由を答えなさい。

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