マニフェスト / これまでの軌跡

SciCircとは

AIに教わるのではなく、
AIに教える。

人は、自分が教える側に回ったときにいちばん深く学べます。
その瞬間を、AIとの対話で誰もが得られる場所。
それが SciCirc です。

01 — 課題

「わかったつもり」で終わってしまう。

AIに質問すれば、答えはすぐに返ってくる。便利な時代になりました。 けれど、それはどこまでいっても 「インプット」で完結 してしまうものです。

本当に理解が定着するのは、自分が「教える側=アウトプット」に回ったとき。 なのに、AIに向かって アウトプットできる場所は、どこにもなかった。

02 — 着想

だったら、自分で作ればいい。

「AIに教わる」の反対 ——「AIに教える」学習の場を。

これが SciCirc の原点です。 AIに教材を解説させ、生徒役のAIや自分自身が問いを立て、 そして 人間がAIに教え返す。学びを受け取るだけの場所ではなく、 学びを循環させる場所にする。発想を逆さまにすることから、すべては始まりました。

03 — 理論

「教えることが、最も深い学びを生む」

この直感には、教育研究の長い裏付けがあります。SciCirc はその知見を、AIで実装し直す試みです。

教えることによる学習

他者に教える前提で学ぶと、理解が整理され、記憶への定着が深まる ——教える行為そのものが学習者を成長させるという現象。(Learning by Teaching / Protégé Effect)

2シグマ問題

1対1の個別指導を受けた生徒は、集団授業より平均で約2標準偏差も高い成績を示す。 だが、人間の家庭教師を全員に付けることは現実には不可能——この壁に、AIで挑みます。(Bloom's 2 Sigma Problem, 1984)

04 — モデル

SciCirc 循環モデル

SciCirc は 2つのモードで同じ学びの循環を回します。

ニュースモード

時事ニュースを入口に、全教科の視点でその背景を学ぶ。「いま起きていること」から学びを始める。

学習モード

各教科の講座を、レッスンごとに進めます。基礎から段位テストまで順番に学べます。

どちらのモードでも、学びは 5ステップのループで循環します。

  1. 教材学びの出発点
  2. 監修AI解説する
  3. 生徒AI・人間生徒AIが質問、または人間がコメント
  4. 学習者人間がAIに教える(能動学習)
  5. 監修AI評価する

評価が次の教材・次の問いへ還り、ループは深まり続ける

設計原則:AI同士だけの会話は置かない。 循環の中心には必ず人間がいます。人 → AI → 人 の流れを守ることで、 AIにまかせきりにせず、学ぶ人が自分で考えて言葉にすることを中心にしています。

05 — 実装

考え方を動くサイトにしました。

つるかめポータル / SciCirc は、構想だけで終わっていません。 設計・実装・運用まで 一人でフルスタック開発し、いまも本番稼働しています。 たった一人で、設計から本番運用までを担っています。

  • 0体系講座数
  • 0対応教科数
  • 0ニュース解析記事数
  • 0「教える」対話セッション数

主要機能

全教科の体系講座
基礎から段位レベルまで、レッスン単位で積み上げる構造化カリキュラム。
監修AI+生徒AIの対話エンジン
役割の異なる複数AIが連携し、人を中心に据えた学習対話を生成。
段位テスト
理解度を測り、合格で講座をクリア。偏差値と進捗を記録。
ニュース解析モード
最新の時事ニュースをAIが多角的に解析し、学びの入口にする。
AIチャット
学習を支える対話型アシスタント。教える・問う・確かめるを支援。

技術スタック

PHP 8.3・MySQL・Anthropic Claude API・個人開発による本番運用・tsurukamezan.net

06 — 構成

1つの対話エンジンを、サイト全体で使っています。

SciCirc は3つの層でできています。中核の対話エンジンを一度つくれば、各機能はそれを呼び出すだけ。 だから「教える学び」を、サイト全体に広げられます。

第1層 · 接点層

つるかめポータル(学習者が触れる画面)

ニュース解析 体系学習 段位テスト クイズ 研究ノート
↓

第2層 · 中核層

SciCirc 対話エンジン

監修AI(解説・評価) 生徒AI(問いかけ) 循環マネージャ

人 → AI → 人 の循環を制御(AI同士だけの会話は置かない)

↓

第3層 · データ層

MySQL データベース

講座・レッスン 教える対話セッション 理解度(前 / 後) 進捗・偏差値

07 — 実例

いま動いている画面です。

すべて本番(tsurukamezan.net)の画面です。

08 — いま

いまの入口は、1レッスンずつ進む学習パスです。

SciCirc は「AIに教える」という考え方から始まりましたが、いまはその考え方を、 学習パスの形にしています。ニュース解析も体系講座もそのまま動いていますが、 日々ひらく場所としてはこちらが中心です。1本のレッスンの中に「解く」と「教える」が 両方入っていて、解けたかどうかだけで先へ進めないようにしてあります。

学習パスをひらく / 学習パスの説明を読む

— 第3幕 · これから —

「教える」ことで、誰もが深く学べるようになる。

これから経営を学び、SciCirc を一つのサイトから 世界規模の教育インフラへと育てていきます。 「教わる」だけでなく「教える」ことで、誰もが深く学べるようにする。 2シグマの壁を、あなたがAIに教えながら越えていく——その続きを、ここから始めます。

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