カエサルとローマ帝政の成立
共和政末期の混乱を経て、カエサルとアウグストゥスがローマを帝政へと転換しました。
共和政末期の内乱
- グラックス兄弟の改革失敗後、将軍たちが政治に介入
- 第一回三頭政治:カエサル・ポンペイウス・クラッスス
- カエサルがガリア(フランス)を征服し勢力拡大
- 「賽は投げられた」:元老院命令に背きルビコン川を渡りローマへ
- 前44年3月、元老院派に暗殺される
📘 アウグストゥスと帝政の開始
カエサルの後継者オクタウィアヌスが前27年「アウグストゥス(尊厳者)」の称号を元老院から受け、事実上の帝政を開始。形式は共和政を維持しつつ実権を掌握。
彼の治世(前27〜後14年)にローマは安定し、「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」の時代が始まった。
カエサルの後継者オクタウィアヌスが前27年「アウグストゥス(尊厳者)」の称号を元老院から受け、事実上の帝政を開始。形式は共和政を維持しつつ実権を掌握。
彼の治世(前27〜後14年)にローマは安定し、「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」の時代が始まった。
💡 ポイント
- カエサル暗殺後、アウグストゥスが初代皇帝
- 形式は共和政維持、実態は一人支配
- パクス・ロマーナ:2世紀まで約200年の平和
練習問題
- カエサルが元老院命令に背いて渡った川の名前と、その意味の言葉を答えよ。
- ローマ初代皇帝の称号と本名を答えよ。
- パクス・ロマーナとはどのような時代か説明せよ。
解答
- ルビコン川、「賽は投げられた」
- アウグストゥス(本名:オクタウィアヌス)
- 初代皇帝アウグストゥスから五賢帝時代まで約200年間、地中海世界が安定した平和の時代