金融と日本銀行
金融はお金の貸し借りで、経済の血液とも呼ばれます。中心的役割を担うのが銀行と日本銀行(中央銀行)です。
基本知識
金融には直接金融(株式・社債で資金調達)と間接金融(銀行を通じて借りる)があります。
銀行の仕事: ①預金業務、②貸出業務、③為替業務(振込・送金)。
日本銀行(日銀)は日本の中央銀行で3つの役割を持ちます:
・発券銀行: 紙幣(日本銀行券)を発行
・銀行の銀行: 一般銀行に貸し付け、預金を受ける
・政府の銀行: 国庫金の出納
金融政策: 日銀が景気を調整する政策。主な手段は公開市場操作(オペレーション)。不景気時は国債を買って通貨を供給(買いオペ)、好景気時は売って通貨を吸収(売りオペ)。
📘 重要用語
直接金融と間接金融(株式・社債は直接、銀行借入は間接)
日本銀行(日本の中央銀行。発券・銀行・政府の銀行)
金融政策(日銀が物価と景気を安定させるために行う政策)
公開市場操作(国債等の売買で通貨量を調整)
為替相場(自国通貨と外国通貨の交換比率。円高・円安)
インフレ・デフレ(物価の継続的上昇/下落)
直接金融と間接金融(株式・社債は直接、銀行借入は間接)
日本銀行(日本の中央銀行。発券・銀行・政府の銀行)
金融政策(日銀が物価と景気を安定させるために行う政策)
公開市場操作(国債等の売買で通貨量を調整)
為替相場(自国通貨と外国通貨の交換比率。円高・円安)
インフレ・デフレ(物価の継続的上昇/下落)
深掘り (背景・意義)
為替相場は経済に大きな影響を与えます。円高(例: 1ドル=100円→80円)は輸入に有利・輸出に不利、円安(80円→120円)は輸出に有利・輸入に不利です。日本は輸出企業が多いため円安局面で利益が出やすい一方、燃料・食料の輸入価格が上がり家計を圧迫します。
インフレは物価上昇で貨幣価値が下落、デフレは物価下落で経済が停滞しやすくなります。日銀は物価安定を目標に金融政策を行い、近年は量的緩和などの非伝統的政策も実施しています。
💡 ポイント
- 金融=資金の貸し借り
- 直接金融(株式・社債)と間接金融(銀行借入)
- 日銀の3つの役割=発券・銀行・政府の銀行
- 金融政策の中心=公開市場操作
- 不景気→買いオペ(通貨供給)
- 好景気→売りオペ(通貨吸収)
- 円高=輸入有利・輸出不利、円安=逆
注意点 (混同しやすい)
① 円高(1ドル=80円)と円安(1ドル=120円)を混同しない。数字が小さい方が円高。② 直接金融(株式・社債、市場で調達)と間接金融(銀行借入)。③ 買いオペ=通貨供給(不景気対策)、売りオペ=通貨吸収(好景気対策)。④ 紙幣を発行するのは日銀、硬貨は政府(造幣局)。
練習
- 日本銀行の3つの役割をすべて答えなさい。
- 1ドル=100円から1ドル=80円になることを何と呼ぶか。
- 不景気の際に日銀が行う公開市場操作はどちらか(買いオペ/売りオペ)。