令和への改元と新時代
2019年5月、約200年ぶりの天皇譲位により新元号「令和」が始まりました。生前退位という歴史的出来事と、新天皇の即位を確認しましょう。
基本知識
2019年4月30日、明仁天皇(現上皇)が退位。江戸時代の光格天皇(1817年退位)以来約202年ぶりの生前退位でした。2017年の天皇の退位等に関する皇室典範特例法(一代限り)に基づくものです。2019年5月1日、徳仁親王が即位し、新元号「令和」が始まりました。「令和」は『万葉集』巻五「梅花の歌」序文「初春の令月にして気淑く風和らぎ」が出典で、初めて日本古典(国書)から選ばれた元号です(過去は中国古典)。2019年10月22日に即位礼正殿の儀が行われ、180か国以上の代表が参列しました。
📘 令和初期の動き
2019年4月1日 新元号「令和」発表(菅義偉官房長官)
2019年4月30日 明仁天皇退位
2019年5月1日 徳仁天皇即位、令和改元
2019年10月1日 消費税10%(軽減税率8%)
2019年10月22日 即位礼正殿の儀
2020年7月-9月 東京2020オリンピック・パラリンピック(1年延期で開催)
2019年4月1日 新元号「令和」発表(菅義偉官房長官)
2019年4月30日 明仁天皇退位
2019年5月1日 徳仁天皇即位、令和改元
2019年10月1日 消費税10%(軽減税率8%)
2019年10月22日 即位礼正殿の儀
2020年7月-9月 東京2020オリンピック・パラリンピック(1年延期で開催)
深掘り (背景・影響)
明仁上皇は2016年8月にビデオメッセージで「象徴としてのお務めについてのおことば」を発表、高齢による務めの困難さから退位の意向を示しました。これを受けて2017年6月に特例法が成立。元号の決定では学者から考案案を募り、有識者会議で複数案を絞り、最終的に「令和」「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」の6案から閣議決定されました。考案者は万葉学者・中西進とされます。新天皇徳仁陛下は1960年生まれ、学習院大学卒業、オックスフォード大学留学経験があり、専門は中世水運史。雅子皇后はハーバード大学卒・元外交官です。
💡 ポイント
- 令和改元=2019年5月1日
- 「令和」の出典=『万葉集』「初春の令月にして気淑く風和らぎ」
- 初めて日本古典(国書)から選ばれた元号
- 生前退位=約202年ぶり(光格天皇以来)
- 第126代天皇=徳仁陛下、皇后=雅子陛下
- 消費税10%=2019年10月1日(軽減税率制度開始)
注意点 (混同しやすい)
① 令和の出典は『万葉集』(国書)。中国古典(漢籍)由来ではないことが画期的。② 明仁陛下→上皇/徳仁陛下→天皇/秋篠宮→皇嗣/悠仁親王が次世代という皇位継承順を整理。③ 改元日(5月1日)と改元発表日(4月1日)は別。④ 東京五輪は2020年予定→コロナで2021年7-9月に開催、しかし大会名称は「東京2020」のまま。
練習
- 令和に改元されたのは何年何月何日か。
- 「令和」の出典となった日本の古典の名称は。
- 令和の天皇は第何代か答えよ。