絶対王政:ルイ14世と重商主義
17〜18世紀のヨーロッパでは、封建貴族や教会の力を押さえ込んで国王が絶大な権力を持つ絶対王政が確立しました。その典型がフランスのルイ14世です。
絶対王政の特徴
- 常備軍:国王直属の常設軍を組織(貴族の私兵に頼らない)
- 官僚制:国王の命令を全国に伝達する行政機構の整備
- 重商主義:輸出を増やし輸入を制限して国内に富を蓄積する経済政策
- 王権神授説:国王の権限は神から直接与えられたもので、議会や教会に縛られないとする理論
📘 ルイ14世(「太陽王」、在位1643〜1715年)
「朕は国家なり(L'État, c'est moi)」の言葉で知られるフランス絶対王政の象徴。
・ヴェルサイユ宮殿を建設し、全国の貴族を宮廷に集め監視・統制
・大臣コルベールが重商主義政策を推進(毛織物など国内産業保護・植民地開拓)
・ナントの勅令廃止(1685年)でユグノー(プロテスタント)を迫害→約20万人が亡命し経済力が流出
・晩年の対外戦争で財政が破綻し、フランス革命の遠因となった
「朕は国家なり(L'État, c'est moi)」の言葉で知られるフランス絶対王政の象徴。
・ヴェルサイユ宮殿を建設し、全国の貴族を宮廷に集め監視・統制
・大臣コルベールが重商主義政策を推進(毛織物など国内産業保護・植民地開拓)
・ナントの勅令廃止(1685年)でユグノー(プロテスタント)を迫害→約20万人が亡命し経済力が流出
・晩年の対外戦争で財政が破綻し、フランス革命の遠因となった
その他の絶対王政
スペインのフェリペ2世は「無敵艦隊(アルマダ)」を率いてイギリスと激突(1588年敗北)。プロイセンのフリードリヒ2世は「啓蒙専制君主」として軍事強化と文化振興を両立しました。ロシアのピョートル1世は西欧化改革を強行し、ロシアを近代国家へと変貌させました。
練習
- ルイ14世が残した有名な言葉を答え、それが絶対王政の何を示しているか説明せよ。
- 重商主義とはどのような経済政策か説明せよ。
- ルイ14世がナントの勅令を廃止したことによって生じた経済的悪影響を説明せよ。