朝鮮半島の古代
朝鮮半島では前1世紀ごろから国家が形成されはじめ、高句麗・百済・新羅の三国が鼎立しました。これらは中国文明の影響を受けながら独自の国家を発展させました。
古朝鮮と漢の支配
伝説上の最古の国家は古朝鮮(壇君神話)です。前108年、前漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼして楽浪郡など四郡を設置し、朝鮮半島北部を直接支配しました。この時期に漢の文字・制度・文化が朝鮮に浸透しました。
- 楽浪郡(前108〜313年):漢の直轄地、平壌付近に設置
- 三韓(馬韓・辰韓・弁韓):半島南部に小国が分立
📘 三国時代(高句麗・百済・新羅)
・高句麗(紀元前後〜668年):半島北部〜満洲。強大な軍事国家。隋の遠征(612年など)を撃退。騎馬文化・壁画古墳で知られる
・百済(前後〜660年):半島西南部。日本に仏教・漢字・儒学を伝えた(538年または552年)。大和政権と密接な関係
・新羅(前後〜935年):半島東南部。花郎(ファラン)制度(武士団)。7世紀に唐と同盟(羅唐同盟)
660年:唐・新羅連合が百済を滅ぼし、668年に高句麗も滅亡→新羅が半島を統一
・高句麗(紀元前後〜668年):半島北部〜満洲。強大な軍事国家。隋の遠征(612年など)を撃退。騎馬文化・壁画古墳で知られる
・百済(前後〜660年):半島西南部。日本に仏教・漢字・儒学を伝えた(538年または552年)。大和政権と密接な関係
・新羅(前後〜935年):半島東南部。花郎(ファラン)制度(武士団)。7世紀に唐と同盟(羅唐同盟)
660年:唐・新羅連合が百済を滅ぼし、668年に高句麗も滅亡→新羅が半島を統一
日本との関係
百済は日本(大和政権)との関係が特に深く、仏教・漢字・儒学・土木技術・織物などを日本に伝えました。渡来人(百済・高句麗・新羅から渡来した人々)は日本の古代文化形成に大きく貢献しました。
練習
- 前漢の武帝が朝鮮半島北部に設置した郡の名称を答えよ。
- 日本に仏教と漢字を伝えたとされる朝鮮半島の国家名を答えよ。
- 7世紀に唐と同盟して半島統一を果たした国はどこか。