中学1年 / 文字の式 3 / 6

文字の式③ 1次式の加法・減法(同類項)

文字の式③ 1次式の加法・減法(同類項)

文字を含む式どうしのたし算・ひき算を学びます。キーワードは 同類項(どうるいこう)。同じ文字どうしはまとめられる、というルールを身につけましょう。

項・係数・1次式

式の中で、たし算でつながれた各部分を といいます。
 例:3x − 2y + 5 の項は 3x、−2y、5 の3つ。

文字を含む項で、文字にかかっている数を 係数、文字を含まない項を 定数項 といいます。
 例:3x の係数は 3、−2y の係数は −2、5 は 定数項

文字が 1つだけ・1乗だけ の項を 1次の項、それと定数項だけからなる式を 1次式 といいます。
 例:3x − 7 や 4a + 1 は1次式。x² や ab は1次式ではない。

📘 例題①
式 −4x + 6 − 2y について、項、各項の係数、定数項を答えなさい。
解答:項は −4x、6、−2y の3つ。
−4x の係数は −4、−2y の係数は −2、6 は 定数項

同類項とそのまとめ方

同類項とは、文字の部分が まったく同じ 項どうしのこと。同類項は 係数どうしをたし引き してまとめられます。

  • 3x + 5x = (3+5)x = 8x
  • 4a − 7a = (4−7)a = −3a
  • 2x + 3y は x と y は別の文字なのでまとめられない

1次式の加法・減法は、同類項どうし、定数項どうしをそれぞれまとめます。

📘 例題②
次を計算しなさい。
(1) 4x + 7 − 6x − 3 (2) (5a + 2) + (3a − 8) (3) (4y − 5) − (y − 9)
解答:
(1) x の項:4x − 6x = −2x、定数:7 − 3 = 4 → −2x + 4
(2) かっこを外す:5a + 2 + 3a − 8。a の項:5a + 3a = 8a、定数:2 − 8 = −6 → 8a − 6
(3) −(y − 9) のかっこを外すと −y + 9。式:4y − 5 − y + 9。y の項:4y − y = 3y、定数:−5 + 9 = 4 → 3y + 4

注意:かっこの前が −(マイナス) のとき、かっこを外すと 中の全項の符号が反対 になります。
 例:−(a − b + 3) = −a + b − 3

💡 ポイント
  • 項:たし算でつながれた各部分/係数:文字にかかる数/定数項:文字を含まない項
  • 同類項=文字部分が同じ項。係数どうしをたし引きしてまとめる
  • 異なる文字(x と y など)はまとめられない
  • かっこの前が「−」のとき、外すと中の全項の符号が反対になる

練習問題

  1. 次を計算しなさい:6x − 3 − 2x + 8
  2. 次を計算しなさい:(3a + 5) − (7a − 4)
  3. 次の式の項、x の係数、定数項を答えなさい:−5 + 3x − 2 − 4x

解答・解説

  1. 解答:4x + 5
    解説:x の項:6x − 2x = 4x。定数:−3 + 8 = 5。よって 4x + 5。
  2. 解答:−4a + 9
    解説:−(7a−4) を外すと −7a + 4。式:3a + 5 − 7a + 4。a の項:3a − 7a = −4a。定数:5 + 4 = 9。よって −4a + 9。
  3. 解答:同類項をまとめると −x − 7。項は −x、−7。x の係数:−1、定数項:−7
    解説:x の項:3x − 4x = −x(係数は −1)。定数:−5 − 2 = −7。係数 1 は省略するが、答えるときは −1 と書くこと。
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このレッスンのQ&A

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