SNSで気をつけること を教える

SNSで気をつけること

友達との連絡や、好きなことの発信にSNSを使う人も多いと思います。とても便利な一方で、使い方を間違えるとトラブルにつながることもあります。この授業では、SNSを使うときに気をつけたい3つのことを学びます。

自分の場所がバレる情報に気をつける

SNSに写真や動画を投稿するとき、写っている「背景」に注意が必要です。制服が写っていれば通っている学校が分かってしまうことがありますし、写真に自動で記録される位置情報(どこで撮ったかというデータ)から、自宅や学校の場所が特定されてしまうこともあります。「今から◯◯にいます」というような投稿も、今どこにいるかを知らない人に教えてしまうことになります。楽しい投稿のつもりでも、知らない人に自分の生活パターンや居場所を知られてしまう危険があることを覚えておきましょう。

悪口やきついコメントは書かない

SNSの画面の向こうにも、あなたと同じように感情を持った人がいます。直接顔を見て言えないような悪口やきついコメントは、文字にしても書かないようにしましょう。文字だけのやり取りは、声の調子や表情が伝わらないため、軽い冗談のつもりでも相手を深く傷つけてしまうことがあります。書き込む前に「これを面と向かって相手に言えるか」を考える習慣を持つとよいでしょう。

知らない人とのやり取りに注意する

SNSやオンラインゲームで知り合った人が、本当に名乗っている通りの人だとは限りません。年齢や性別を偽っている場合もあります。個人的な情報(名前・学校・住んでいる場所など)を教えたり、一人で会う約束をしたりするのは危険です。少しでも「おかしいな」「怖いな」と感じたら、やり取りをやめて、家族や先生など身近な大人に相談しましょう。

例 部活の後、制服姿のまま最寄り駅で撮った写真を「今日の帰り道」というコメントとともに投稿したとします。制服のデザインから学校が、駅名から普段使う駅が、知らない人にも分かってしまいます。楽しい気持ちで投稿した写真が、思わぬ形で自分の居場所を教えてしまうことがある――これがSNSの「気づきにくい」危険の1つです。
ポイント
  • 制服・駅名・位置情報など、場所が分かる手がかりを投稿に写り込ませない。
  • 直接言えないことは、文字でも書かない。
  • 文字だけのやり取りは誤解を生みやすい。
  • SNSで知り合った人が名乗る通りの人とは限らない。
  • 個人的な情報を教えたり一人で会ったりしない。不安があれば大人に相談する。

練習問題

  1. SNSに投稿した写真から、自分の学校や場所が分かってしまうことがある。どんな情報に注意すればよいか、例を1つ挙げなさい。
  2. 文字だけのやり取りで誤解が生まれやすいのはなぜか、説明しなさい。
  3. SNSで知り合った人と一人で会う約束をすることが危険な理由を説明しなさい。

解答・解説

  1. 解答:(例)写真に写り込んだ制服、駅名、写真に自動で記録される位置情報など。「今どこにいる」という投稿も同様に注意が必要。
    解説:1つ具体的に挙げられていれば正解。「背景」「位置情報」のどちらかに気づけているとよい。
  2. 解答:文字だけでは声の調子や表情が伝わらないため、軽い冗談のつもりで書いたことが、相手には本気の悪口のように伝わってしまうことがあるから。
    解説:「感情や調子が伝わらない」ことが誤解の原因になる、という点が書けていれば正解。
  3. 解答:SNSで名乗っている名前や年齢が本当かどうか分からず、実際は思っていたような人ではない危険があるため。一人で会うと、危ない目にあっても周りに助けを求めにくい。
    解説:「相手が名乗り通りの人とは限らない」ことと「一人だと助けを呼びにくい」ことの両方、または片方が書けていれば正解。