数学C / 位置ベクトルと分点 3 / 6

位置ベクトル③ 外分点

位置ベクトル③ 外分点

線分の延長上にある「外分点」も、内分と同じ枠組みで位置ベクトル化できます。

外分点の公式

2 点 A(→a)、B(→b) について、線分 AB を m:n に外分する点 Q の位置ベクトル →q は
 →q = (−n→a + m→b) / (m − n)
内分公式の n を −n に置き換えた形です。

外分の意味

  • m>n のとき:B の外側(B より遠く)に Q がある
  • m<n のとき:A の外側(A より手前)に Q がある
  • m=n のとき:分母 0 で外分は定義できない
📘 例題①
A(1, 2)、B(4, 5) のとき、線分 AB を 3:1 に外分する点 Q を求めなさい。
解答:Q = (−1×→a + 3×→b)/(3−1) = ((−1+12)/2, (−2+15)/2) = (11/2, 13/2)
よって Q(11/2, 13/2)

外分の図形的解釈

「AB を m:n に外分」とは、AQ:QB = m:(−n)(QB に逆向きの重みをつける)と解釈できます。点 Q から見て、A は内分点とは反対側に B がある状況です。

📘 例題②
A(2, 1)、B(5, 7) のとき、線分 AB を 1:3 に外分する点 R を求めなさい。
解答:R = (−3×→a + 1×→b)/(1−3) = ((−6+5)/(−2), (−3+7)/(−2)) = (1/2, −2)
よって R(1/2, −2)
💡 ポイント
  • 外分点:(−n→a + m→b)/(m−n)
  • 内分公式の n を −n に置き換えた形
  • m=n のときは外分は定義不可(線分の延長上の無限遠)

練習問題

  1. A(0, 0)、B(6, 3) のとき、AB を 4:1 に外分する点 Q を求めなさい。
  2. A(−1, 2)、B(3, 4) のとき、AB を 1:2 に外分する点 R を求めなさい。
  3. 三角形 OAB で →OA=→a、→OB=→b。辺 AB を 3:1 に外分する点 →OP を表しなさい。

解答・解説

  1. 解答:(8, 4)
    解説:(−1×0+4×6)/(4−1)=24/3=8、(−1×0+4×3)/3=4。
  2. 解答:(−5, 0)
    解説:(−2×(−1)+1×3)/(1−2)=5/(−1)=−5、(−2×2+1×4)/(−1)=0。
  3. 解答:→OP=(−→a+3→b)/2
    解説:3:1 に外分 → (−1×→a+3×→b)/(3−1)。
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このレッスンのQ&A

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