数学A / 図形の性質①(三角形) 4 / 6

円に内接する三角形・方べきの定理

円に内接する三角形・方べきの定理

円周角と中心角

同一の弧に対する円周角は中心角の 1/2。同一弧に対する円周角はすべて等しい。

円に内接する四角形

対角の和が 180°(∠A+∠C=∠B+∠D=180°)

📘 例題①(円周角)
円に内接する△ABC で弧 BC に対する中心角が 80° のとき、∠BAC を求めよ。
解答:∠BAC = 80°/2 = 40°

方べきの定理

パターン①(円の内部の交点):円の2つの弦 PQ と RS が点 T で交わるとき
TP × TQ = TR × TS

パターン②(円の外部の点):円の外の点 T から引いた2本の直線が円と点 P、Q および R、S で交わるとき
TP × TQ = TR × TS

パターン③(接線と割線):円の外の点 T から引いた接線の接点を P、割線が円と Q、R で交わるとき
TP² = TQ × TR

📘 例題②(方べきの定理・内部交点)
円内の点 T で2弦 AB、CD が交わる。TA=3、TB=4、TC=2 のとき TD を求めよ。
TA×TB=TC×TD → 3×4=2×TD → TD=6
解答:TD = 6
📘 例題③(接線と割線)
円の外の点 T から接線を引き接点を P とする。T から引いた割線が円と Q、R(TQ<TR)で交わり TQ=3、TR=12 のとき TP を求めよ。
TP²=TQ×TR=3×12=36 → TP=6
解答:TP = 6
💡 ポイント
  • 内部交点:TP×TQ=TR×TS(2弦の交点)
  • 外部点:TP×TQ=TR×TS(2割線)
  • 接線:TP²=TQ×TR(接線と割線)
  • 円に内接する四角形:対角の和=180°を逆用して「4点が同一円上」の証明に使う

練習問題

  1. 円内の点 T で弦 AB と弦 CD が交わる。TA=5、TB=4、TC=10 のとき TD を求めよ。
  2. 円の外の点 T から2つの割線を引く。一方は TQ=2、TR=8、他方は TS=4 のとき TU を求めよ(U は遠い方の交点)。
  3. 円に内接する四角形 ABCD で ∠A=70° のとき ∠C を求めよ。

解答・解説

  1. 5×4=10×TD → TD=2
  2. TQ×TR=TS×TU → 2×8=4×TU → TU=4
  3. ∠A+∠C=180° → ∠C=180°−70°=110°
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このレッスンのQ&A

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