旅人算② 追いつき算
このレッスンでは、同じ方向に進む2人の「追いつき算」を学びます。出会い算と似ていますが、考え方が少し違います。
基本概念
2人が同じ方向に進むとき、速い方が遅い方を追いかけます。2人の間の距離は1分ごとに「2人の速さの差」だけ縮まります。
追いつき算の公式:
追いつくまでの時間 = 2人の間の距離 ÷ 速さの差
📘 例題1
弟が先に出発してから10分後に兄が追いかけました。弟の速さは毎分60m、兄の速さは毎分100mです。兄が弟に追いつくのは、兄が出発してから何分後ですか?
解答:
兄が出発したとき、弟はすでに 60×10=600m先にいる
速さの差:100-60=40(m/分)
追いつく時間:600÷40=15分後
弟が先に出発してから10分後に兄が追いかけました。弟の速さは毎分60m、兄の速さは毎分100mです。兄が弟に追いつくのは、兄が出発してから何分後ですか?
解答:
兄が出発したとき、弟はすでに 60×10=600m先にいる
速さの差:100-60=40(m/分)
追いつく時間:600÷40=15分後
「差」に注目する
追いつき算の鍵は「何m先にいるか」と「毎分何m縮まるか」です。この2つが分かれば必ず解けます。
📘 例題2
AとBが同じ地点から同時に同じ方向に出発しました。Aは毎分80m、Bは毎分120mで歩きます。出発から何分後にBはAより1200m先に進みますか?
解答:
速さの差:120-80=40(m/分)
時間:1200÷40=30分後
AとBが同じ地点から同時に同じ方向に出発しました。Aは毎分80m、Bは毎分120mで歩きます。出発から何分後にBはAより1200m先に進みますか?
解答:
速さの差:120-80=40(m/分)
時間:1200÷40=30分後
先に出発している場合
よく出る問題パターンとして「先に出発している」問題があります。先に出発した人が進んだ距離を求め、それを「追うべき距離」として計算します。
💡 ポイント
- 同じ方向に進む → 速さの「差」で距離を割る
- 先に出発した人の距離=速さ×先行時間
- 出会い算と追いつき算の違いを確実に区別しよう
練習問題
- 姉が毎分70mで出発してから5分後に、妹が毎分110mで同じ方向に追いかけました。妹が姉に追いつくのは妹が出発してから何分後ですか?
- 甲が毎分90mで歩き出してから12分後に、乙が毎分150mで追いかけました。乙が甲に追いつく地点は出発点から何mですか?
解答・解説
- 解答:妹が出発してから17.5分後
解説:姉の先行距離:70×5=350m。速さの差:110-70=40(m/分)。追いつく時間:350÷40=8.75分(8分45秒)後。 - 解答:出発点から2700m
解説:甲の先行距離:90×12=1080m。速さの差:150-90=60(m/分)。乙が追いつくまでの時間:1080÷60=18分。乙の進んだ距離:150×18=2700m。