中学受験 / 分配算 2 / 4

差があるときの分配

ちがいがあるときの分け方

「AはBより○多い」「AはBの○倍より△少ない」のように、比だけでなく「ちがい」の条件が入った分配算を学びます。

ちがいがあるときの解き方

ちがいの条件が出てきたら、小さい方を□(しかく)とおいて式を作るのが基本です。

例題1
720円をAとBに分けます。AはBより120円多くもらうとしたら、それぞれいくらになるでしょうか。

解き方:和差算の公式が使えます。
① A=(720+120)÷2=840÷2=420円
② B=(720-120)÷2=600÷2=300円
例題2(比とちがいが両方ある)
840円をAとBに分けます。AはBの2倍より60円少なくなるように分けます。BはAより何円多いでしょうか。

解き方:
① B=□ とおきます。すると A=2×□-60 と書けます。
② 合計の式:□+(2×□-60)=840
③ □が3つ分-60=840 → □が3つ分=900
④ □=900÷3=300 なので B=300円
⑤ A=2×300-60=540円
答え:BはAより 540-300=240円多い

条件を整理するコツ

条件がいくつかあるときは、まず箇条書きにしてノートに書き出してから式を作ると、まちがえにくくなります。

ポイント
  • 比だけの問題なら「比の合計」、ちがいだけの問題なら「和差算の公式」を使います。
  • 比とちがいが両方あるときは、「小さい方を□」とおいて式をつくります。
  • 答えが出たら、合計とちがい・比の両方が条件と合うか、たしかめましょう。

練習問題

  1. 500個の折り紙をAとBに分けます。AはBより50個多くもらいます。Aは何個もらえますか。
  2. 2000円をXとYに分けます。XはYの3倍より200円少なくなります。Xはいくらでしょうか。
  3. クッキーを2人に分けます。兄は弟の2倍より10個多く、合計は100個です。弟は何個もらえますか。

解答・解説

  1. 解答:Aは275個
    解説:AはBより50個多い。和差算の公式を使う。A=(500+50)÷2=550÷2=275個。B=(500-50)÷2=450÷2=225個。確認:275+225=500✓、275-225=50✓
  2. 解答:Xは1300円
    解説:Y=□とすると、X=3×□-200。□+3□-200=2000。4□=2200。□=550円(Y)。X=3×550-200=1650-200=1450円。確認:1450+550=2000✓。※問題文「Yの3倍より200円少ない」→X=3Y-200。1450+550=2000✓、1450=3×550-200=1450✓
  3. 解答:弟は30個
    解説:弟を□個とすると、兄=2□+10。□+2□+10=100。3□=90。□=30個(弟)。兄=2×30+10=70個。確認:30+70=100✓、70=2×30+10✓

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