両方余るとき・両方足りないとき
「少なく配ってもまだ余る」「たくさん配っても足りない」というパターンでは、公式の「+」が「-」に変わります。状況をていねいに見るのが大切です。
両方とも余るとき
1人にa個配るとr個余り、1人にb個(bはaより多い)配るとs個余る(rはsより多い)場合:
人数 =(r - s)÷(b - a)
例題(両方とも余る)
子どもにアメを1人3個ずつ配ると15個余り、1人5個ずつ配ると3個余ります。子どもは何人でしょうか。
解き方:
① 配る数のちがい:5-3=2個
② 余りのちがい:15-3=12個
③ 人数:12÷2=6人
たしかめ:アメは 3×6+15=33個、または 5×6+3=33個 ✓
子どもにアメを1人3個ずつ配ると15個余り、1人5個ずつ配ると3個余ります。子どもは何人でしょうか。
解き方:
① 配る数のちがい:5-3=2個
② 余りのちがい:15-3=12個
③ 人数:12÷2=6人
たしかめ:アメは 3×6+15=33個、または 5×6+3=33個 ✓
両方とも足りないとき
1人にa個配るとr個足りず、1人にb個(bはaより多い)配るとs個足りない(sはrより多い)場合:
人数 =(s - r)÷(b - a)
例題(両方とも足りない)
みかんを1人4個配ると6個足りず、1人6個配ると18個足りません。みかんは何個あるでしょうか。
解き方:
① 配る数のちがい:6-4=2個
② 足りないぶんのちがい:18-6=12個
③ 人数:12÷2=6人
④ みかんの数:4×6-6=24-6=18個
みかんを1人4個配ると6個足りず、1人6個配ると18個足りません。みかんは何個あるでしょうか。
解き方:
① 配る数のちがい:6-4=2個
② 足りないぶんのちがい:18-6=12個
③ 人数:12÷2=6人
④ みかんの数:4×6-6=24-6=18個
ポイント
- 「余り・足りない」のパターンを、表にまとめると整理しやすいです。
- 場合によって、使う計算が変わります:「余り同士のちがい」「足りない同士のちがい」「余りと足りないの合計」。
- どのパターンでも、「配る数のちがい」でわるところは同じです。
練習問題
- ノートを1人2冊配ると20冊余り、1人4冊配ると6冊余ります。ノートは何冊ありますか。
- えんぴつを1人3本配ると4本足りず、1人5本配ると20本足りません。えんぴつは何本ありますか。
- 1人7個配ると12個余り、1人9個配ると2個余ります。人数は何人ですか。
解答・解説
- 解答:ノートは36冊
解説:1人2冊で20冊余り、1人4冊で6冊余る(両方余る場合)。配り数の差=4-2=2冊。余りの差=20-6=14冊。人数=14÷2=7人。ノートの冊数=2×7+20=14+20=34冊。確認:4×7+6=28+6=34✓ - 解答:えんぴつは11本
解説:1人3本で4本不足、1人5本で20本不足(両方不足の場合)。配り数の差=5-3=2本。不足の差=20-4=16本。人数=16÷2=8人。えんぴつの本数=3×8-4=24-4=20本。確認:5×8-20=40-20=20✓ - 解答:人数は5人
解説:1人7個で12個余り、1人9個で2個余る(両方余る場合)。配り数の差=9-7=2個。余りの差=12-2=10個。人数=10÷2=5人。確認:品物=7×5+12=35+12=47個。9×5+2=45+2=47✓