中学受験 / ニュートン算 3 / 4

ニュートン算③ 式の立て方

ニュートン算③ 式の作り方

ニュートン算の式の作り方を、しっかり整理しましょう。どんな問題でも「3つのステップ」で解けるようになります。

3ステップで解こう

  1. 単位を決める:「1単位は何か」をはっきりさせます(例:牛1頭が1日に食べる量=1)。
  2. 2つの式を作る:
      S+r×T₁=食べる量×T₁ (条件1)
      S+r×T₂=食べる量×T₂ (条件2)
  3. 引き算でrを求め、それからSを求める。
📘 例題(逆向きに考える:何頭まで放せるか?)
牧場の草を牛10頭で食べると30日でなくなり、牛20頭では10日でなくなります。草がぜったいになくならないようにするには、牛を何頭までにすればよいでしょうか。

解き方:
① S+r×30=10×30=300 …㋐
② S+r×10=20×10=200 …㋑
③ ㋐-㋑:r×20=100 → r=5
④ ㋑:S+50=200 → S=150
⑤ 草がなくならないためには、「牛が食べる量/日 ≦ 草がふえる量/日」が必要。
⑥ 牛n頭のときは、n≦r=5
答え:牛を5頭までにすれば、草はなくならない(5頭ならふえる量と食べる量がぴったりつりあい、5頭より少なければ草はふえつづけます)。
💡 ポイント
  • 「草がなくならない」条件は、「1日に食べる量 ≦ 1日にふえる量 r 」です。
  • 「何日で草がなくなるか」は、S+r×N=食べる量×N を解きます。
  • 「何頭はなせばN日でなくなるか」は、n頭について式を立ててnを求めます。
  • 「何を求めるのか」を確かめてから式を作る習慣をつけましょう。

練習問題

  1. 牛12頭で24日、牛8頭で48日で草がなくなる牧場があります。草がなくならないためには、牛を何頭までにすればよいですか。
  2. 泉にはじめS単位の水があり、毎分r単位ずつわき出します。ポンプ4台で20分、ポンプ6台で10分で空になりました。ポンプ1台が毎分くむ量を1とするとき、Sとrの両方を求めなさい。
  3. 窓口に毎分3人ふえる行列があって、最初に90人ならんでいます。窓口を8つ開けると、何分で行列がなくなりますか。(窓口1つが1分に5人さばきます)
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