中学 / 持続可能な社会と地球規模の課題 2 / 6

地球環境問題とエネルギー

地球環境問題とエネルギー

20世紀以降、人間の活動が地球規模の環境問題を引き起こしています。エネルギーのあり方も問い直されています。

基本知識

主な地球環境問題:
地球温暖化: 二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの増加
オゾン層の破壊: フロンガスが原因(モントリオール議定書で規制)
酸性雨: 工場・自動車の排ガスが原因
砂漠化: 過放牧・森林伐採が原因
熱帯雨林の減少: 開発や焼畑が原因
国際的取り組み:
・1992年 地球サミット(リオデジャネイロ): 「持続可能な開発」を理念に
・1997年 京都議定書: 先進国に温室効果ガス削減義務
・2015年 パリ協定: 全締約国が削減目標を提出、産業革命前比+2℃未満を目指す
エネルギー: 化石燃料(石油・石炭・天然ガス)依存から再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス)への転換が進む。

📘 重要用語
地球温暖化(温室効果ガス増加で平均気温上昇)
京都議定書(1997年、先進国に削減義務)
パリ協定(2015年、全締約国が参加、各国が目標を提出)
再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス)
カーボンニュートラル(CO2の排出量と吸収量を均衡させ実質ゼロにすること)
3R(Reduce・Reuse・Recycle=循環型社会の3R)

深掘り (背景・意義)

2011年の東日本大震災と福島第一原発事故を機に、日本のエネルギー政策は大きな転換点を迎えました。原子力発電はCO2排出が少ない反面、事故リスクと放射性廃棄物の問題があります。
日本は2050年までにカーボンニュートラルを達成すると宣言しました。再生可能エネルギーは安定供給・コストの課題はありますが、急速に拡大しています。循環型社会形成推進基本法(2000)に基づき、3Rの取り組みも進められています。環境問題は経済・社会と切り離せない、まさにSDGsの中核課題です。

💡 ポイント
  • 地球温暖化の主因=温室効果ガス(特にCO2)
  • 1992年地球サミット=持続可能な開発
  • 1997年京都議定書=先進国に削減義務
  • 2015年パリ協定=全締約国参加
  • 3R=Reduce(減らす)・Reuse(再使用)・Recycle(再資源化)
  • 2050年カーボンニュートラル(日本)
  • 再生可能エネ=太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス

注意点 (混同しやすい)

京都議定書(1997、先進国のみ)とパリ協定(2015、全締約国)を区別。② 地球温暖化(温室効果ガス)とオゾン層破壊(フロンガス)は別問題。③ 3RはReduce(減らす)→Reuse(再使用)→Recycle(再資源化)の順で重要。④ 再生可能エネルギーは枯渇しないエネルギー、原子力は含まない。

練習

  1. 2015年に採択された温暖化対策の国際協定は何か。
  2. 3Rをすべて日本語で答えなさい。
  3. 日本は何年までにカーボンニュートラル達成を目指しているか。

このレッスンのQ&A

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