3つの数の和差算
数が3つになっても、考え方はかんたんです。「いちばん小さい数」を基準に決めて、ほかの数を「基準にいくつたしたもの」として書きあらわすのがコツです。
3つの数の和差算の解き方
A、B、Cの3つの数があって、それぞれの大きさのちがいがわかっているときは、いちばん小さい数を基準にします。
- ① いちばん小さい数を□(しかく)とおく。
- ② ほかの数を「□+なにか」の形で書く。
- ③ 3つを合わせた式をつくって、□を求める。
例題
A、B、Cの3人が持っているカードを合わせると60枚です。AはBより6枚多く、BはCより3枚多いです。それぞれ何枚持っていますか。
解き方:
① いちばん少ないCを□とおきます。
② B=□+3、A=□+3+6=□+9 と書けます。
③ 合計の式をつくります。
□+(□+3)+(□+9)=60
□が3つ分+12=60
□が3つ分=48
□=48÷3=16
答え:C=16枚、B=19枚、A=25枚
たしかめ:16+19+25=60 ✓
A、B、Cの3人が持っているカードを合わせると60枚です。AはBより6枚多く、BはCより3枚多いです。それぞれ何枚持っていますか。
解き方:
① いちばん少ないCを□とおきます。
② B=□+3、A=□+3+6=□+9 と書けます。
③ 合計の式をつくります。
□+(□+3)+(□+9)=60
□が3つ分+12=60
□が3つ分=48
□=48÷3=16
答え:C=16枚、B=19枚、A=25枚
たしかめ:16+19+25=60 ✓
べつの解き方:「もし全員が同じだったら」と考える
「もしA・B・Cみんなが、いちばん少ないCと同じだったら」と仮(かり)に考えると、もう少し速く解けることがあります。
- ① 仮の合計=いちばん少ない数 × 人数
- ② ちがいの合計=本当の合計-仮の合計
- ③ ちがいの合計と、それぞれが多く持っている分を組み合わせて求める
ポイント
- 3つの数のときは、必ず「いちばん小さい数」を□にしましょう。
- 線分図は3本を横にならべてかくと、関係がよく見えます。
- 答えが出たら、合計と、それぞれのちがいの両方をたしかめましょう。
練習問題
- 3つの数の合計は90です。まん中の数はいちばん小さい数より4大きく、いちばん大きい数はいちばん小さい数より10大きいです。いちばん小さい数を求めなさい。
- 太郎、次郎、三郎の3人の年れいを合わせると33才です。太郎は次郎より2才上、次郎は三郎より3才上です。三郎は何才ですか。
- 赤・青・黄の3色のボールが合わせて45個あります。青は赤より8個少なく、黄は赤より3個多いです。赤いボールは何個ですか。
解答・解説
- 解答:最小の数=76/3(25と1/3)
解説:最小を□とおくと、2番目=□+4、最大=□+10。□+(□+4)+(□+10)=90。3□+14=90なので、3□=76、□=76/3(25と1/3)。検算:76/3+88/3+106/3=270/3=90。 - 解答:三郎=25/3歳(8と1/3歳)
解説:三郎を□歳とおくと、次郎=□+3、太郎=□+5。□+(□+3)+(□+5)=33。3□+8=33なので、3□=25、□=25/3歳(8と1/3歳)。 - 解答:整数解なし
解説:赤を□個とおくと、青=□-8、黄=□+3。□+(□-8)+(□+3)=45。3□-5=45なので、□=50/3となる。しかし、ボールの個数は整数でなければならないため、問題文の条件をすべて満たす整数解はない。