中学受験 / 芋づる算 2 / 4

条件付きの組み合わせ

条件がついた組み合わせ

「片方が、もう片方より多い」「全部で何枚までしか使えない」など、追加の条件がついた芋づる算を学びます。

条件を整理してから解く

条件がふえると、答えの数がぐっと減ります。まず条件を箇条書きにして、基本のやり方で解いていきましょう。

例題
50円玉と10円玉を合わせて、ちょうど200円を作ります。使う硬貨の枚数の合計が8枚いかになる方法を全部見つけなさい。

解き方:50x+10y=200(x:50円玉、y:10円玉)、x+y≦8
xを0から順に入れてみます。
x=0:10y=200 → y=20、合計20枚 → ダメ
x=1:10y=150 → y=15、合計16枚 → ダメ
x=2:10y=100 → y=10、合計12枚 → ダメ
x=3:10y=50 → y=5、合計8枚 → OK ✓
x=4:10y=0 → y=0、合計4枚 → OK ✓

答え:(50円玉3枚、10円玉5枚)と(50円玉4枚、10円玉0枚)の2通り

「少なくとも1枚は使う」という条件

「どの硬貨も、かならず1枚以上は使う」という条件があるときは、x≧1、y≧1 として考えます。基本のやり方で全部見つけてから、ルールに合わないものを取りのぞきましょう。

ポイント
  • 追加の条件は「x+y≦○」「x≧1」のような形で書きあらわします。
  • まず基本のやり方で全部の答えを出してから、条件に合わないものを取りのぞきましょう。
  • 表をつくっておくと、条件を満たすかどうかをチェックしやすいです。

練習問題

  1. 5円と2円の切手でちょうど20円にする方法のうち、合計の枚数が6枚以下のものを全部見つけなさい。
  2. 100円玉と50円玉を合わせて700円を作る方法のうち、100円玉を少なくとも2枚使うものを全部見つけなさい。
  3. りんご1個120円、みかん1個80円です。合わせてちょうど1000円になるりんごとみかんの個数の組み合わせを、全部見つけなさい。

解答・解説

  1. 解答:(5円2枚、2円5枚)と(5円4枚、2円0枚)の2通り
    解説:5x+2y=20かつx+y≦6(x,y≧0の整数)。x=0:2y=20→y=10、合計10枚→条件不満。x=1:2y=15→割り切れない。x=2:2y=10→y=5、合計7枚→条件不満(7>6)。x=3:2y=5→割り切れない。x=4:2y=0→y=0、合計4枚✓。x=5以上:5×5=25>20→不可。答え:(x,y)=(4,0)の1通り。確認:5×4+2×0=20✓、4+0=4≦6✓
  2. 解答:(100円2枚、50円6枚)(100円3枚、50円2枚)(100円4枚、50円0枚)(100円2枚、50円6枚)を確認すると100円7枚以上は不可なので3通り
    解説:100x+50y=700かつx≧2(x,y≧0の整数)。x=2:50y=500→y=10✓。x=3:50y=400→y=8✓。x=4:50y=300→y=6✓。x=5:50y=200→y=4✓。x=6:50y=100→y=2✓。x=7:50y=0→y=0✓。x=8:100×8=800>700→不可。答え:(2,10)(3,8)(4,6)(5,4)(6,2)(7,0)の6通り。
  3. 解答:(りんご0個、みかん12.5個)など整数解を探すと(りんご5個、みかん2.5個)→割り切れない。整数解:(りんご0個・みかん12.5個は不可)
    解説:120x+80y=1000(x,y≧0の整数)。両辺を40で割る:3x+2y=25。y=0:3x=25→割り切れない。y=1:3x=23→割り切れない。y=2:3x=21→x=7✓。y=3:3x=19→割り切れない。y=4:3x=17→割り切れない。y=5:3x=15→x=5✓。y=8:3x=9→x=3✓。y=11:3x=3→x=1✓。答え:(x,y)=(7,2)(5,5)(3,8)(1,11)の4通り。

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