中学受験 / 仕事算 1 / 4

1日の仕事量で解く基本

1日の仕事量で考える

仕事算は、「全体の仕事の量」を1としたとき、1日(または1時間)にどれだけ仕事ができるかを分数であらわして解く問題です。

仕事算の考え方

全体の仕事の量を「1」と決めます。すると、

  • ○日で終わる人の1日の仕事量 = 1/○
  • かかる日数 = 1 ÷(1日の仕事量)

と書けます。

例題
ある仕事をAさんが1人ですると12日、Bさんが1人ですると18日かかります。2人でいっしょにすると何日で終わるでしょうか。

解き方:
① 全体の仕事の量を1とおく。
② Aの1日の仕事量:1/12
③ Bの1日の仕事量:1/18
④ 2人合わせた1日の仕事量:1/12+1/18=3/36+2/36=5/36
⑤ かかる日数:1 ÷(5/36)=36/5=7.2日(7日と5分の1日)

「全体の量を数字でおく」便利なテクニック

分数の計算がめんどうなときは、全体の仕事量を「12と18の最小公倍数=36」のように、具体的な数で考えると楽になります。

  • 全体の量を36とする。
  • Aの1日の仕事量=36÷12=3
  • Bの1日の仕事量=36÷18=2
  • 2人で1日に5だけ仕事ができる。
  • かかる日数=36÷5=7.2日
ポイント
  • 全体の量を「1」または「最小公倍数」とおくのが、仕事算のお決まりです。
  • 「1日の仕事量=1÷○日」をしっかり覚えましょう。
  • 分数の足し算では、通分(分母をそろえること)をわすれずに。

練習問題

  1. ある仕事をXさんが1人ですると10日、Yさんが1人ですると15日かかります。2人でいっしょにすると何日で終わりますか。
  2. ある池を満水(まんすい)にするのに、ポンプAだけで8時間、ポンプBだけで12時間かかります。2台同時に動かすと何時間で満水になりますか。
  3. ある工事をP社だけですると20日、Q社だけですると30日かかります。両社いっしょにすると何日で終わりますか。

解答・解説

  1. 解答:6日
    解説:全体の仕事量を30(10と15のLCM)とする。X の1日の仕事量=30÷10=3。Y の1日の仕事量=30÷15=2。2人合わせた1日=3+2=5。かかる日数=30÷5=6日。確認:5×6=30✓
  2. 解答:4時間48分(24/5時間)
    解説:全体を24(8と12のLCM)とする。A の1時間の仕事量=24÷8=3。B の1時間の仕事量=24÷12=2。2台合わせた1時間=3+2=5。かかる時間=24÷5=4.8時間=4時間48分。
  3. 解答:12日
    解説:全体を60(20と30のLCM)とする。P社の1日の仕事量=60÷20=3。Q社の1日の仕事量=60÷30=2。両社合わせた1日=3+2=5。かかる日数=60÷5=12日。確認:5×12=60✓

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