分配算② ちがいがあるときの分け方
「AはBより○多い」「AはBの○倍より△少ない」のように、比だけでなく「ちがい」の条件が入った分配算を学びます。
ちがいがあるときの解き方
ちがいの条件が出てきたら、小さい方を□(しかく)とおいて式を作るのが基本です。
📘 例題1
720円をAとBに分けます。AはBより120円多くもらうとしたら、それぞれいくらになるでしょうか。
解き方:和差算の公式が使えます。
① A=(720+120)÷2=840÷2=420円
② B=(720-120)÷2=600÷2=300円
720円をAとBに分けます。AはBより120円多くもらうとしたら、それぞれいくらになるでしょうか。
解き方:和差算の公式が使えます。
① A=(720+120)÷2=840÷2=420円
② B=(720-120)÷2=600÷2=300円
📘 例題2(比とちがいが両方ある)
840円をAとBに分けます。AはBの2倍より60円少なくなるように分けます。BはAより何円多いでしょうか。
解き方:
① B=□ とおきます。すると A=2×□-60 と書けます。
② 合計の式:□+(2×□-60)=840
③ □が3つ分-60=840 → □が3つ分=900
④ □=900÷3=300 なので B=300円
⑤ A=2×300-60=540円
答え:BはAより 540-300=240円多い
840円をAとBに分けます。AはBの2倍より60円少なくなるように分けます。BはAより何円多いでしょうか。
解き方:
① B=□ とおきます。すると A=2×□-60 と書けます。
② 合計の式:□+(2×□-60)=840
③ □が3つ分-60=840 → □が3つ分=900
④ □=900÷3=300 なので B=300円
⑤ A=2×300-60=540円
答え:BはAより 540-300=240円多い
条件を整理するコツ
条件がいくつかあるときは、まず箇条書きにしてノートに書き出してから式を作ると、まちがえにくくなります。
💡 ポイント
- 比だけの問題なら「比の合計」、ちがいだけの問題なら「和差算の公式」を使います。
- 比とちがいが両方あるときは、「小さい方を□」とおいて式をつくります。
- 答えが出たら、合計とちがい・比の両方が条件と合うか、たしかめましょう。
練習問題
- 500個の折り紙をAとBに分けます。AはBより50個多くもらいます。Aは何個もらえますか。
- 2000円をXとYに分けます。XはYの3倍より200円少なくなります。Xはいくらでしょうか。
- クッキーを2人に分けます。兄は弟の2倍より10個多く、合計は100個です。弟は何個もらえますか。