中学1年 / 正の数・負の数 1 / 6

正の数・負の数① 意味と絶対値

正の数・負の数① 意味と絶対値

小学校までに習ってきた数(0, 1, 2, 3, …)は0以上の数でした。中学では「0より小さい数」も扱います。これを負の数といい、マイナス記号「−」をつけて表します。たとえば「−5℃(氷点下5度)」「地下3階(−3階)」「−500円(500円の借金)」など、日常生活の中にも自然に登場しますね。

正の数と負の数

0より大きい数を正の数、0より小さい数を負の数といいます。正の数には「+」、負の数には「−」を必ずつけます(正の符号は省略してもOKです)。0は正でも負でもありません

数を大小の順に並べた直線を数直線といいます。0を基準にして、右側に正の数、左側に負の数が並びます。

 ←─┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼─→
  −4 −3 −2 −1  0  +1 +2 +3 +4
📘 例題①
次の数を、数直線上に表したときの位置関係をもとに、小さい順に並べなさい。
 +2、−5、+1、−1、0
解答:数直線で左にあるものほど小さいので、−5 < −1 < 0 < +1 < +2
負の数どうしは「マイナスの絶対値が大きいほど小さい」点に注意。

絶対値

数直線上で、ある数が0からどれだけ離れているかを表した数を、その数の絶対値といいます。絶対値は「距離」なので、必ず0以上になります。記号は | | を使います。

  • |+5| = 5
  • |−5| = 5
  • |0| = 0

つまり、正の数の絶対値はその数自身、負の数の絶対値は符号「−」を取り除いた数になります。絶対値が同じで符号が逆の2つの数を、たがいに反対の符号の数といいます(例:+3 と −3)。

📘 例題②
次の問いに答えなさい。
(1) |−8| を求めなさい。
(2) 絶対値が6になる数をすべて答えなさい。
解答:
(1) |−8| は「−8 が0から離れている距離」なので 8
(2) 0からの距離が6なのは、0の右に6(+6)と左に6(−6)の2つ。よって +6 と −6
💡 ポイント
  • 0より大きい数 → 正の数(+)/0より小さい数 → 負の数(−)/0は正でも負でもない
  • 数直線では、右にあるほど大きく、左にあるほど小さい
  • 絶対値=0からの距離。必ず0以上(正の数か0)
  • 絶対値が等しく符号が逆の2数(+a と −a)はたがいに反対の符号の数

練習問題

  1. 次の数を小さい順に並べなさい。
     −3、+2、−7、0、+4、−1
  2. 次の絶対値を求めなさい。
     (1) |−12| (2) |+3.5| (3) |−1/4|
  3. 絶対値が9以下になる整数は全部で何個ありますか。

解答・解説

  1. 解答:−7 < −3 < −1 < 0 < +2 < +4
    解説:数直線で左にあるほど小さい。負の数は絶対値が大きいほうが小さくなることに注意(−7 のほうが −3 より小さい)。
  2. 解答:(1) 12 (2) 3.5 (3) 1/4
    解説:絶対値は0からの距離なので、符号を取り除いた値になる。負の数でも値そのものはそのまま。
  3. 解答:19個
    解説:絶対値が9以下の整数とは、−9, −8, …, −1, 0, +1, …, +8, +9 のこと。負が9個、0が1個、正が9個で 9+1+9 = 19個。

このレッスンのQ&A

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