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AIに教える側に回る勉強法が、
無料でできるサイト

AIに教えてもらうのではなく、自分がAIに教えます。 ChatGPTに役割を頼んで自分で組み立てなくても、最初から「AIに教える」ためだけに作った練習があります。 つるかめポータル(SciCirc)の学習パスには、生徒役のAIに自分の言葉で説明するレッスンがあります。 説明すると、AIが分からないところを1つずつ質問してきます。2〜4回やりとりしたあと、説明がどれだけできていたかを採点します。 いまは19コースに303本あり、無料・登録なしで始められます。

AIに教えてもらうサイトとの違い

AIに教えてもらう(AI家庭教師など)AIに教える(このレッスン)
先生AIあなた
AIがすること答えや解説を返す答えも解説も言わず、分からないところを質問する
身につくこと分からない問題の解き方自分がどこを分かっていないかに気づく力、説明する力

どちらが良いというより、使いどころが違います。分からない問題を解きたいときは教えてもらう、分かったつもりの単元を確かめたいときは教える、という使い分けです。 つるかめポータルには、教えてもらう側の亀先生(教科別のAI家庭教師)もあります。

人に教える勉強法の名前

「人に教えると覚えられる」という勉強法には、よく使われる呼び方がいくつかあります。

呼び方どういうものか
プロテジェ効果教える側に回ると、自分の理解も深まること。生徒役のコンピューターに教える学習の研究(Chase ら, 2009)でも報告されています。
ラーニング・バイ・ティーチング教えることを通して学ぶ方法の呼び名。
ファインマン・テクニック知らない人にも分かる言葉で説明してみて、詰まったところを調べ直す方法。物理学者ファインマンの名前がついています。

なお、「教えると90%覚える」のような数字が入った「ラーニングピラミッド」の図もよく見かけますが、元になった研究が見つからないと指摘されていて、数字には根拠がありません。 教える学び方に意味がないわけではなく、図の数字が当てにならない、ということです。

どれも「説明しようとすると、自分がどこを分かっていないかがその場で分かる」という点は同じです。 答えを選ぶだけだと、分かったつもりのまま進んでしまうことがあります。

相手がAIだと何がいいのか

人に教える勉強法は、聞いてくれる相手がいないと始められません。AIなら、いつでも何度でも相手をしてくれます。

ただし、ChatGPTのようなAIにそのまま「教えるから聞いて」と頼んでも、AIは正しい答えを返すように作られているので、 途中で正しい説明を先に言ってしまいがちです。それでは自分で説明する練習になりません。 つるかめポータルの生徒役のAIには、解説・要約・訂正をしない、正解を言わない、質問は1つだけ、という決まりを与えています。

どんなふうに進むのか

  1. 学習パスで「AIに教える」のレッスンを開きます。
  2. 習った内容を、自分の言葉で説明します。
  3. AIは分からないところを1つだけ質問します。それに答える形で説明を続けます(2〜4回)。
  4. 最後に、説明がどれだけできていたかを採点します。

採点では、全体をつかめているか、具体的に説明できているか、原因と結果をつないで説明できているか、の3つを見ます。 教科書の文をそのまま貼り付けた説明には、AIが「きみの言葉で言ってほしいな」と聞き返します。

ChatGPTやGeminiで自分でやるときのこつ

ふだん使っているAIでも、最初に役割をはっきり伝えておけば近いことができます。たとえば次のように頼みます。

あなたは〇〇(単元名)を習っていない中学生の役です。これから私が説明します。解説や正解は言わず、分からないところを1つだけ質問してください。

それでも途中で答えを言い始めたら、もう一度役割を伝え直します。

ChatGPTに頼むのと専用のレッスンの違い

ChatGPTなどに役割を頼むつるかめポータルの「AIに教える」
役割話が進むと、AIが先に解説を始めてしまうことがある解説・正解を言わない決まりが最初から入っている
教える内容自分で単元を決めて用意する中学・高校の教科の単元がそろっている
採点頼めば感想はくれるが、基準は毎回変わる全体の把握・具体性・原因と結果の3つで採点する
記録会話ごとにばらばら学習パスの中で進み具合が残る

AIに教える練習で成績が上がるかどうかは、つるかめポータルではまだ確かめられていません。

学習パスをはじめる 登録なし・無料。「AIに教える」は、ほかの形式のレッスンと同じ道の上に混ざって出てきます。

よくある質問

AIに教えてもらうサイトとの違いは何ですか?
向きが逆です。AIに教えてもらうサイト(AI家庭教師など)は、AIが先生で、あなたが質問して答えや解説を受け取ります。つるかめポータルの「AIに教える」は、AIが生徒で、あなたが先生です。AIは答えも解説も言わず、あなたの説明の分からないところを質問してきます。教えてもらいたいときは、同じサイトの亀先生(教科別のAI家庭教師)が使えます。
AIに教えて勉強する専用のサイトはありますか?
あります。つるかめポータル(SciCirc)には、生徒役のAIに説明して学ぶ「AIに教える」レッスンがあります。ChatGPTなどに役割を頼む方法とちがい、AIが解説や正解を言わない決まりが最初から入っていて、中学・高校の教科の単元がそろい、説明を3つの観点で採点します。無料で、登録なしでも使えます。
AIに説明して勉強できるサイトはありますか?
あります。つるかめポータルの「AIに教える」レッスンでは、習った内容を生徒役のAIに自分の言葉で説明します。AIは分からないところを1つずつ質問し、2〜4回やりとりしたあと、説明がどれだけできていたかを採点します。無料で、登録なしでも使えます。
AIに教えて勉強できるサイトはありますか?
つるかめポータル(SciCirc)にあります。学習パスの中の「AIに教える」というレッスンで、生徒役のAIに習った内容を自分の言葉で説明すると、AIが分からないところを1つずつ質問してきます。2〜4回やりとりしたあと、説明がどれだけできていたかを採点します。無料で、アカウント登録なしでも使えます。
人に教えると覚えられる勉強法には名前がありますか?
よく使われる呼び方は3つあります。教える側に回ると理解が深まることを「プロテジェ効果」、教えることで学ぶ方法を「ラーニング・バイ・ティーチング」、知らない人にも分かる言葉で説明して、詰まったところを調べ直す方法を「ファインマン・テクニック」と呼びます。
ラーニングピラミッドは本当ですか?
「講義を聞くと5%、人に教えると90%覚える」といった数字の入った図は、元になった研究が見つからないと指摘されていて、数字には根拠がありません。教える学び方そのものについては、生徒役のコンピューターに教える学習で理解が深まるという研究(Chase ら, 2009)などがあります。
ファインマン・テクニックをAIでやるにはどうすればいいですか?
AIに「生徒役」を頼みます。ただし、ふつうに頼むとAIは先に正しい説明をしてしまい、自分で説明する練習になりません。「解説や正解は言わず、分からないところを1つだけ質問して」と、役割をはっきり決めておくのがこつです。つるかめポータルの「AIに教える」レッスンは、最初からその役割で作ってあります。
AIに教えると、AIが先に答えを言ってしまいませんか?
ChatGPTのようなAIは、正しい答えを返すように作られているので、教えるつもりでも答えを先に言われがちです。つるかめポータルの生徒役のAIには、解説・要約・訂正をしない、正解を言わない、質問は1つだけ、という決まりを与えています。
料金はかかりますか?
かかりません。アカウント登録なしでも進められます。記録を端末をまたいで残したい場合だけ、無料のアカウントを作れます。

参考にした論文

学習パスの作りと、ほかのレッスンの形式は学習パスとはにまとめています。