中学受験 / 相当算 2 / 4

「全体の〇分の△が〇〇円」問題

「全体の〇分の△が〇〇円」というタイプ

相当算でいちばんよく出る形が、「全体の何分の何かはわかっているけれど、全体はわからない。全体を求めましょう」というタイプです。
お金、ページ数、人数など、いろいろな場面で出てきます。

これから学ぶこと

たとえば「全体の 3/7 が 420円」と言われたら、
 全体 = 420 ÷ 3/7 = 420 × 7/3 = 980円
このように、分数でわるときは「逆さまにしてかけ算」をすればOKです。

例題
兄と弟がお小づかいを持っています。兄のお小づかいの 5/8 と、弟のお小づかいの 3/4 が同じ金額で、どちらも600円でした。兄と弟のお小づかいは、それぞれいくらでしょう?

解き方:
①「兄の 5/8 = 600円」なので、
 兄のお小づかい = 600 ÷ 5/8 = 600 × 8/5 = 960円
②「弟の 3/4 = 600円」なので、
 弟のお小づかい = 600 ÷ 3/4 = 600 × 4/3 = 800円

ポイント

覚えよう
  • 「全体の □/△ が ○○」→ 全体 = ○○ ÷ □/△ = ○○ × △/□ で求められます。
  • まず問題文をよく読んで、「何の・何分の何が・何円(個)か」をはっきりさせましょう。
  • 答えが出たら「全体 × 割合 = もとの金額」になるかを、たしかめましょう。

練習問題

  1. ある学校の生徒数の 3/8 が150人のとき、学校全体の生徒数を求めましょう。
  2. リボンの全体の 2/5 を切り取ったら、残りが72cmになりました。リボンは、はじめ全部で何cmあったでしょう?
  3. ある商品の定価の 0.6 倍(6わり)が1800円です。定価はいくらでしょう?

解答・解説

  1. 解答:全生徒数 = 400人
    解説:全生徒数 × 3/8 = 150 より、全生徒数 = 150 ÷ (3/8) = 150 × 8/3 = 400人。
  2. 解答:リボン全体の長さ = 120cm
    解説:全体の 2/5 を切り取ったので残りは 1 − 2/5 = 3/5。全体 × 3/5 = 72 より、全体 = 72 ÷ (3/5) = 72 × 5/3 = 120cm。
  3. 解答:定価 = 3000円
    解説:定価 × 0.6 = 1800 より、定価 = 1800 ÷ 0.6 = 3000円。「0.6が1800円」は「全体の0.6倍が1800」なので全体は1800を0.6で割る。

このレッスンの質問と回答

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