正の数・負の数③ 減法と加減混合
続いて、ひき算(減法)を学びます。負の数のひき算は最初少しややこしく見えますが、「ひき算は符号を変えてたし算に直す」というルールを覚えれば、加法だけで計算できるようになります。
減法のルール
ある数をひくことは、その数の反対の符号の数を加えることと同じです。
a − b = a + (−b) (ひき算 → 符号を変えてたし算)
- (+5)−(+3) = (+5)+(−3) = +2
- (+5)−(−3) = (+5)+(+3) = +8
- (−5)−(+3) = (−5)+(−3) = −8
- (−5)−(−3) = (−5)+(+3) = −2
📘 例題①
次を計算しなさい。
(1) (+4)−(−7) (2) (−6)−(−2) (3) (−9)−(+5)
解答:
(1) (+4)+(+7) = +11
(2) (−6)+(+2) = −(6−2) = −4
(3) (−9)+(−5) = −(9+5) = −14
次を計算しなさい。
(1) (+4)−(−7) (2) (−6)−(−2) (3) (−9)−(+5)
解答:
(1) (+4)+(+7) = +11
(2) (−6)+(+2) = −(6−2) = −4
(3) (−9)+(−5) = −(9+5) = −14
加法と減法の混合計算(項だけの式)
加法と減法が混ざった式は、すべて加法だけの式に書き直してから計算します。さらに、加法の式は 項を並べただけの形にできます。
例:(+3)−(−5)+(−7)−(+2)
= (+3)+(+5)+(−7)+(−2) ← 加法に直す
= 3 + 5 − 7 − 2 ← 項を並べた式(先頭の+と、+の記号は省略可)
= (3+5) − (7+2) = 8 − 9 = −1
このように、正の項どうし・負の項どうしをまとめてから計算すると効率的です。
📘 例題②
次を計算しなさい:8 − 12 − (−5) + (−3)
解答:加法だけに直すと 8 + (−12) + (+5) + (−3) = 8 − 12 + 5 − 3。
正の項:8+5=13。負の項:12+3=15。よって 13 − 15 = −2。
次を計算しなさい:8 − 12 − (−5) + (−3)
解答:加法だけに直すと 8 + (−12) + (+5) + (−3) = 8 − 12 + 5 − 3。
正の項:8+5=13。負の項:12+3=15。よって 13 − 15 = −2。
💡 ポイント
- 減法 → 引く数の符号を逆にして加法に変換(a−b = a+(−b))
- 項を並べた式:先頭の正の符号、+ の記号は省略してよい
- 加減混合は「正の項の和」と「負の項の和」に分けると計算しやすい
- 0からひく:0−a = −a。aから0をひく:a−0 = a
練習問題
- (+3)−(+8) を計算しなさい。
- −7−(−4)+(−6) を計算しなさい。
- 5 − 9 + 4 − 11 + 2 を計算しなさい。
解答・解説
- 解答:−5
解説:(+3)+(−8) に変換。異符号の加法、絶対値の差 8−3=5、絶対値の大きいほうは−8なので符号は負 → −5。 - 解答:−9
解説:減法を加法に:−7+(+4)+(−6) = −7+4−6。正の項:4。負の項:7+6=13。4−13=−9。 - 解答:−9
解説:正の項の和:5+4+2=11。負の項の和:9+11=20。11−20=−9。